skoladの日記

アゼルバイジャン共和国で留学をしていたskoladです!留学中に感じたことや、留学するにあたってしてきたこと、そもそもアゼルバイジャンってどんな所なの?や様々なことに対しての私個人の考えなどについて書いていこうと思います!

アゼルバイジャンってどんな所?Part 7 公共交通機関

こんにちは!skoladです!

 

今回は「アゼルバイジャンってどんな所?Part 7」と題しまして、交通機関について紹介していこうと思います!

 

 

バクー市内はそんなに大きくないのですが、移動にはやはり公共交通機関が必須です。

ですので各交通機関(地下鉄、バス)の乗り方について紹介していきます!

 

 

地下鉄、バス以外について紹介している番外編もあるのでよければそちらもぜひご覧ください!

 

skolad.hatenablog.com

 

 

では、はじめましょう!

 

 

まず地下鉄から。

バクー市内には地下鉄が走っています。

駅に着いて、初めてメトロに乗る方は「バクーカード」を発行しましょう。

地下鉄に乗る際には必須のカードで、現金で切符を買うことはできません。ですので、このカードに現金をチャージして改札をくぐります。

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カードの発行&チャージはこの機械でできます。各駅に置いてあるので地下鉄に乗る際にチャージ分が足りなかったりカードを持っていない場合は便利です。

 

発行の場合は画面をタッチして2マナト(約128円)を入れればカードが発行できます。

 

チャージの場合は機械の右側にカードを置く場所があるので、そこにカードを置いて現金(紙幣orコイン)を入れればチャージした額が画面に表示されます。
チャージしたい分だけ現金を投入して、カードをとればチャージ完了です。

ちなみにカードを置けば現在の残りチャージ分も表示されるので残高を確認したい場合にも使えます。

 

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カードを発行orチャージが完了したらこの改札にカードをかざせば改札を通れます。

 

先ほども述べたように、カードを持っていないorチャージ分が足りない場合は機械で発行・チャージをすればいいのですが、それをしなくても改札を通れる方法があります。

それは、「誰かほかの人のカードを使う」です。

日本ではSuicaなどを使う場合、「入口」と「出口」の両方で改札にカードをかざす必要があります。何駅乗ったかによって金額も変わってきますからね。

ですが、バクーでは「入口」のみカードをかざして改札を通ります。どこまで乗っても料金が一律だからです。

ですので、二人で地下鉄に乗る際には一枚のカードで2回タッチすれば何の問題もなく改札を通れます。もちろん2回分のチャージ金額が減りますが。

カードを買うお金がもったいなくて、知らない人にチャージ分の現金だけ渡して他の人のカードを使わせてもらうアゼルバイジャン人もけっこう多くいます。


ちなみに一回分の地下鉄の料金(改札を一回通る分の料金)は0.3マナト(約19円)です。ほぼ20円でどこまででも乗れる地下鉄って安すぎですよね笑

 

 

改札を通ったらこーーんな長いエスカレーターに乗ってホームまで下っていきます。

この長いエスカレーターでホームに向かうのは旧ソ連の名残だそう。

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ホームはこんな感じになっています。

 

地下鉄は「Red line」と「Green line」の二本しかありません。

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バクー市内の線路図

少し見づらいかもしれませんが、これがバクー市内を走っている地下鉄の線路図です。赤い線が「Red line」、緑の線が「Green line」で、二つの線が重なっている駅にはどちらの電車に乗っても行くことができます。

例えば私の住んでいるアパートの最寄り駅の「Ganjilik」駅にはRed lineでもGreen lineでも行くことは出来ますが、
私が習っているアゼルバイジャン語の教室の最寄り駅である「Nizami」駅にはGreen lineでしか行くことができません。

 

ホームに電光掲示板があって、次にどっちの線の列車が来るのかと、どこ行きなのかが表示されているのでそれを見ながら乗りましょう。

 

時刻表のようなものはありませんが、だいたい5分に一本は列車が来ます。

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ホームにある電光掲示

 

日本では、電車に乗っている際にはケータイなどで通話しないのが常識ですが、バクーでは特にそのような決まりはありません。みんな普通にケータイで通話しています。

 

そして基本的に若い男性は座席に座りません。女性・子供・お年寄りに席を譲らなければいけません。
日本でも同じだとは思いますが、バクーではよりこのことが意識されています。

例えば、若い男性が座席に座っていて、お年寄りが立っていたとします。その際にお年寄りがその若い男性に向かって「席を譲れ」と強い口調で言ったとしてもこの場合悪いのは座っていた若い男性です。
これは地下鉄に限らず、バスの中でもそうです。

 

あと、念のためスリには気を付けましょう。
スリに合った話は全く聞かないほど安全なところではありますが(むしろみんな優しいくらいなのですが)、気をつけておいて損はないと思うので。


以上が地下鉄の紹介となります。

 

 

 

お次にバスの乗り方です。

バスには大きく分けて二種類あります。

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両方とも、乗る際には前方から乗ってお金を払います。
バスの料金も地下鉄と同じで、どこまで行っても一律0.3マナトです。

 

上の写真の赤いバスには先程紹介したバクーカードを使って乗ることができます。
ここでも一枚のカードで二回タッチすれば二人分乗ることもできますし、
チャージが足りなくて知らない人に現金を渡して二回分タッチしてもらうなんて光景もよく目にします。

下の写真の白いバスは基本的にはコインでしか乗れません。
30ギャピック(0.3マナト)のコインを運転手に渡して乗ります。
(私は普段白いバスは使わないので乗り方については詳しくありませんが。。汗)
しかし、聞いた話によると、最近いくつかはカードの機械を取り入れたそうでカードで乗れる場合もあるそうです。

 

各バスに番号がついていてその番号によってどこまで行くのか見分けることができます。

何番がどこを走るのかという詳しい地図のようなものはないのでGoogle mapなどで調べるか、自分がよく乗る番号を覚えとくしかありませんが。。笑

以上がバスの乗り方です。
こちらも時刻表などは見たことが無く、バスが来るまでバス停で待つしかありません笑

改めて日本の(特に電車)時間のきっちりさには驚きますね笑
アゼルバイジャンで時間にきっかりというのはあまりみないので笑

 

 

 

 

と、今回はバクー市内の公共交通機関について紹介させていただきました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた~