skoladの日記

アゼルバイジャン共和国で留学をしていたskoladです!留学中に感じたことや、留学するにあたってしてきたこと、そもそもアゼルバイジャンってどんな所なの?や様々なことに対しての私個人の考えなどについて書いていこうと思います!

Globalizationについて。Part2

こんにちは!skoladです!

 

今回は前回の記事・Globalizationについての第2回目です。

 

前回の記事はこちらから

skolad.hatenablog.com

 

前回は、新型コロナウイルスの影響で日本の教育のグローバル化が進むのでは?ということについて書かせていただきました。

 

今回は「じゃあ教育がグローバル化することでどんなことになるの?」について書いていきます。

 

ちなみに、私は大学時代の専門は教育関連ではありません。卒業論文は教育について書いてはいましたが、専攻自体は社会学。教育のことも含め、社会全体のことを学んでいたので教育(その他の分野も含め)に関する細かい部分までは勉強していません。広く浅くと言ったら聞こえは悪いですが正直深い知識までは持ちあわせておりません。なので知識不足なところが多々ありますがご容赦ください。

 

前回も含め、このGlobalizationについての記事は私の想像上での話がほとんどです。なので、一個人の考えとして読んでいただけたらなと思います笑

 

 

では、始めていきましょう。

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まず、前回もお話ししましたが、新型コロナウイルスの影響で日本の教育が変わる可能性があります。具体的に言うと入学時期の見直しです。

今まで4月入学が当たり前でしたが、それが9月入学に変わるかもしれない。
その影響で海外への留学、あるいは海外から日本へ留学する人が増え、グローバル化が進むのではないかというお話をさせていただいた後に、軽く日本人の価値観や考え方なども変化するのではないか、という話題について触れさせていただきました。

 

今回は前回軽く触れた部分をもう少し掘り下げていこうと思います。

 

 

入学時期が変わることで価値観・イメージ・考え方・文化・慣習など様々なことが変わる可能性があると思います。

例えば、前回も例に出しましたが「春=出会いの季節」というイメージもだんだんとなくなっていくのではないでしょうか。

 

また、例えばアメリカの大学では、9月~12月のFall semester、1月~5月のSpring semesterが一般的だと思うので、冬休みがとても短く夏休みが3ヶ月ほどあります。(summerでもいくつか授業は開講しているところもあるので夏休み期間中でも授業を受けることは出来ますが。)
アメリカの高校(小・中などに関してはわからないです。ごめんなさい。)でも9月~11月末の秋学期、12月~3月初めの冬学期、3月末頃~6月の春学期の3学期制が一般的だと思います。高校も夏休みがとても長いのが特徴的ですね。

もし日本もこれに合わせるとなると「夏休みは8月から」って考えといいますか、一般的なこともがらりと変わりますね。

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また、入学時期が変わることで留学生も増えるのでは?という話から、よりグローバルな環境で授業を受けることが増える可能性があります。
そうなると、違う国の文化を学ぶ機会も増えるわけで、授業形態も変化してくるのでしょうか?

「郷に入っては郷に従え」ではないですけど、特に授業形態の変化もなしにいままで通りのシステムでやっていく可能性もあります。
また、多数の留学生受け入れにより授業形態や教育システムに変化がある可能性もあります。例えば英語教育に力を入れるだとか。

ただ、語学としての英語教育だけに力を入れても多数の留学生を受け入れる意味はあまりない気もするので他国の文化的側面からも学ぶ授業が増える可能性もあります。
他国の文化をより学ぶことで変わってくる価値観もあるかもしれませんね。

 

 

入学時期を変更することによってどの程度まで影響が出てくるかは分かりませんが、このように人々の価値観・考え方・文化・慣習などが変化する可能性があると私は思います。

 

 

ただ、問題点ももちろんたくさんあります。

 

一番このシステム変更に影響されるのは現在学生・児童である方々、もしくは就学前児童の子たちです。

今年になるか来年になるかもっと先になるかは分かりませんが、もし本当に入学時期の変更が実施された場合、上で挙げた人たちにとっては急にシステムが変わることになるので期間的な問題でずれが生じてしまう可能性があります。受験方法も変わるかもしれませんし、受験勉強をしている方たちにとっては正直迷惑な話かもしれません。

それに伴い、修業後に就職をされる方々にも影響が出てきますね。今では4月入社が多いと思うので、学校の入学・卒業時期の変更=入社の時期の変更にもつながり、更にそれが「年度」という概念の変更にも影響が出てきます。年度初めや年度末の会計処理などにも大きく影響が出てきてしまいますし、1月~3月生まれのいわゆる「早生まれ」なんて言葉の意味も変わってくるかもしれませんね。

ですので、ただ単に学校のシステムを変えるという話ではなく、社会全体に関わってくる大きな話になってしまいます。

 

 

正直に言いますと、私はこの記事を書き始めたときに「入学時期変えることでグローバル化進むんじゃない?」くらいにしか考えてなくて、こんなに大きな話になるとは思ってませんでした。笑

 

 

じゃあそこまでして制度を変えてグローバル化を推し進めるべきなの?と思う方もいると思います。
正直YesともNoとも言えません。何が正しくて何が間違っているかなんて立場が変われば正解・不正解も変わってきますしね。

 

ただ、世界はどんどんグローバル化していて、留学をする人、他の国に移住する人、異国間交際が増えたり、国際機関、多国籍企業なんかもたくさんあります。経済面でも、政治面でも、文化面でもどんどんグローバル化が進んでいます。

このようなワールドトレンドについていくためにも教育的グローバル化を推し進めてもいいのではないか?というのが私の意見です。

 

明治に移り変わるころの日本も大きな改革のもとで新しい体制をつくり、現在に至っています。

「日本の文化」と一言で言ってもその時代その時代によって大きく違います。文明開化によってWesternの文化が取り入れられる前までは全く違った文化を持っていました。
更に現在と明治時代とでは当たり前ですが文化も大きく異なってきます。

もちろん文化だけでなく政治体制や教育機関なんかも。

 

どんな時代も「その時の状況や環境に合わせて変化していく」ことが大切だと思うので個人的には教育の変化に対しては賛成です。

 

 

 

 

 

と、今回は教育のグローバル化が進んだらどうなっていくのかについて書かせていただきました。
皆さんそれぞれいろんな意見があると思いますが、私個人の意見は新しい制度に賛成です。

個人的に思うことをつらつら書いていたので、Critical thinkingできていないかもしれないです。笑
賛成・反対、様々な意見を聞かせていただければ幸いです。

 

 

今日はこの辺で終わりたいと思います。
次回以降は「じゃあそもそもグローバル化ってなんなの?」や「入学時期を改めればグローバル化が達成できるの?」について書いていけたらなと思っています。

アメリカの例ばかり出していましたが「Globalization=Americanizationなの?」という疑問ももしかしたらあると思うので次回以降ゆっくり書いていきます。笑

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは!