Globalizationについて。Part4
こんにちは!skoladです!
今回もGlobalizationについて書いていきます。
今までの3記事は下のリンクから飛べます!
今回は「そもそもGlobalizationって何?」について書いていこうと思います。今までの記事の補足的な意味も込めて。
前回から大分時間が空いてしまいました。
すぐに記事を出そうと思ってたのですが、なかなかまとめられず、他にやることも増えてきたので記事を書いてる時間も少なくなってしまい更新するのに時間かかってしまいました。
しかも今回はいつも以上に長い記事になってしまいました、、、
すみません、、、、
という言い訳をはさんでからスタートします。笑
イギリスの社会学者、アンソニー・ギデンズ(Anthony Giddens)さんによると、
Globalization is defined as "intensification of worldwide social relations linking distant localities in such a way that local happenings are shaped by events occurring many thousands of miles away and vice versa."
だそうです。
日本語にすると、
グローバル化は、離れた場所と繋がり、世界規模での社会関係を強化すること。遠く離れた場所での出来事が、地元にも影響したり、またその逆も然りの関係性。と定義する
です。
しかし、Globalizationの定義づけは難しいです。
細かい内容まで定義づけしようとしたら論文とか書けるんじゃないですかね。(わからないですけど)
なので今回書く「Globalizationとは何か」は私が考えるGlobalizationについて書いていきます。これを基に今までの記事を書いてきたので。
Globalizationは大きく分けて三種類に分類されます。
1.経済的グローバル化(Ecoanomic Globalization)
2.政治的グローバル化(Political Globalization)
3.文化的グローバル化(Cultural Globalization)
ひとつひとつどんなことか軽く説明していきますね。
まず経済的グローバル化。(Economic Globalization)
経済の自由化(Liberalization)が進み、多国籍企業が力をつけたり、テクノロジーの発展により、経済面でのGlobalizationが進んでいます。
その背景には資本主義経済の登場・発展が大きくかかわってくると思います。
18世紀後半~19世紀中頃にかけて産業革命があり、その影響で資本主義が発展してきました。(いつ資本主義が形成・発展してきたのかは諸説ありますが)
そして資本主義の影響で経済の自由化(liberalization)が進みました。自由競争などに対して国家ができるだけ介入しない自由な経済活動を行うというものですね。アダム・スミス(Adam Smith)さんが提唱したものです。
自由貿易なんて言葉もでてきて国家が介入しないで、生産者や商人が自由に貿易をすることを目指していました。完全な自由貿易ができているかと言われるとそういうわけでもないのですが、現在はWTO(世界貿易機関)が各国間のルールなどを決めて自由貿易に近いことをしています。
このようにliberalizationが進み、多国籍企業というものが登場してきました。
一つの国だけに拠点を置くのではなく、複数の国に拠点を置き、経済活動をする企業のことです。
日本の例で言うとトヨタ自動車さん、任天堂さんのような企業、アメリカの例で言うとGoogleさん、Amazonさんなどの企業のことです。(もちろん色んな分野でたくさんの企業があります。)
これらの企業は、元々は一つの国の企業(トヨタ自動車さんでいうと日本)ですが、様々な国に拠点を置き、経済活動を行っています。
そもそもの多国籍企業の始まりは東インド会社だと思います。年代的に産業革命や資本主義経済の確立からずれてしまうところはありますが。
ですが、自由貿易などの影響により、貿易がしやすくなったことは事実でその影響もあって多国籍企業が増加してきたのではと思います。
産業革命から資本主義経済が確立し、経済の自由化や多国籍企業の活発な活動により国同士での経済活動が活発になった。この流れにより、経済的グローバル化が進んでいると思います。
次に政治的グローバル化(Political Globalization)
政治面でのグローバル化には理論上、2つの構想があります。
一つ目は、世界政府という構想。
世界政府とは、国家権力の更に上に位置し、世界全体を統治する政府のことです。
世界全体を政治的・経済的・軍事的に統治するようなことですね。
これまでの歴史上、世界政府というものは実現していません。
EUがそれに近しいものではありますが、ヨーロッパ圏のみですし、そもそも世界政府という考えを前提に作られたものではないのでEUも世界政府とは呼べません。
また、国連などの国際機関もいくつかありますが、これらもあくまで”国際機関”であって”政府”ではありません。様々な国同士が世界平和のために話し合いを設けているといった感じですね。
世界政府が存在する世界なんて現在のところ、漫画・ONE PIECEくらいでしょうか笑
二つ目は、多国籍企業が支配するという構想。
経済の面でお話しした多国籍企業。この多国籍企業が力をつけて政府機関を撤廃し、世界を支配するのでは?といった構想です。
実際、大きい企業になると、一国のGDPよりも多くの額を稼いでいます。
経済面で強いというのは正直かなり大きくて。
経済的力が大きいと権力にも関わってくると思うので、あくまで理論上の話ではありますが、多国籍企業が各国よりも大きい権力をもって国際政治に介入し、世界を統治し始めるのでは…?
これら二つはあくまで構想のお話。
実際の政治的グローバル化は植民地問題や戦争などの歴史的背景が強いように思えます。
敗戦国や植民地となった国が政治的にも支配されるなんてことは歴史を見てればよくみかけますね。
日本も第二次世界大戦後に(目的がどうであれ事実上)GHQによって統制されていましたし。
もしかしたら語弊があるかもしれませんが、Globalizationというのはある種、グローバル化という名の植民地化なのかもしれませんね。
次に文化的グローバル化(Cultural Globalization)。
ここでは日本だけに絞ってお話しします。ほかの国のことあんまりわからないので。(すみません。)
文化的グローバル化はAmericanization(米国化)もしくはWesternization(西洋化)、
また、McDonaldization(マクドナルド化)だと思っています。
まあ、文化だけの話かと言われるとそうでもない気もしますが、とりあえず文化的側面だけを見ます。
簡単な例で言うと、ファストフード食べたり、洋風な家建てたりなど。
ご存知の通りこれらは元々日本独自のものではなく、アメリカやヨーロッパから取り入れられてきたものです。洋風って言ってるくらいですし。
始まりは、明治時代の文明開化から。(きっかけは黒船来航かもしれませんが)
19世紀後半頃から文明開化によりWesternの考えが日本にも取り入れられてきました。洋服を着るようになったり。
それから時は進み、第二次世界大戦が終わった1945年。そのあたりからGHQによる統制が始まり、政治面でも経済面でも(アメリカ中心の)色々な国の考えが取り入れられてきました。
そこから高度経済成長期が始まり、人々の暮らしが変化してきました。
「文化」をどう定義づけるのかにもよって話は変わってきますが、言ってしまえば「文化=人」です。
そこには人々の暮らしだったり、価値観だったり、宗教だったり、色々なものが含まれると思います。
この文化には経済、そして政治の影響が大きくかかわってきています。
個人的に、経済→文化&政治の順番がキーだと思います。
順番といいますか、経済が大きな基盤になっていて、その上に政治、文化があるイメージです。
経済の発展により海外から”モノ”が入ってきて、人々の暮らしが変化し、その変化と同時に(もしくはその変化に合わせて)制度なども変わってきます。
経済の発展により海外から”モノ”が入ってきて、”モノ”を管理するために様々な制度などを調整し、人々の暮らしが変わります。
(”モノ”は”物”ではなく、”モノ”です。商品であったり概念であったり様々なモノ。)
さて、Globalizationによって他国のモノがたくさん流れ込んできたわけですが、Globalizedされたとしたら”各国は一つの文化しかもたない世界”になってしまうのでしょうか?
例えば、Americanizationが進み、世界の国々の文化がAmericanizedされたらこの世界は全てアメリカになるのでしょうか?
Globalizationはある種、Monocalturalization(単一文化になること。たぶん造語。)なのではないかと思います。
ですが、Monoculture(単一文化)はありえないと個人的には思います。
Capitalismの影響で合理主義・効率主義になり、あらゆる面で効率よく、無駄を省くことがいいことだとされています。
マクドナルドのサービスのように効率よく無駄を省き時短でサービスを提供するMcDonaldizationという価値観がCapitalismによって生まれました。
つまり、Globalizationによって人の価値観は変化してきました。
そして価値観だけでなく、衣食住も変化しました。洋服を着て、洋食やファストフードを食べ、洋風な家を建てるようになりました。
ですが、このように価値観や暮らしがかわっても、変わらずに持ち続けている日本人の心のようなものはあります。
例えば、普段は洋服を着ていますが、和服をみて美しいなって思ったりしませんか?
なんだかんだ畳が恋しくなったり、和室っていいなって思いませんか?
たしかに、他国のモノが入ってきて価値観や生活は変化したかもしれませんが、根幹にあるものはかわらず持ち続けているのではないでしょうか。
ですので、「変化」というよりは「統合」してその国独自のモノになっていると思います。和洋折衷ってやつですかね。
また、土地や気候、宗教などによっても文化は変化してきます。
世界全体が全く同じ土地や気候なんてことはあり得ません。(Globalizationが進めば、宗教はもしかしたらどの国でも同じ宗教が見られる可能性もなくはないですが)
なのでMonocalturalizationはあり得ない、と私は思います。
と、ここまで三つのGlobalizationについて話してきましたが、三要素全てに教育はかかわってきます。
教育は、特に幼少期の教育なんかは、人々の人格形成や考え方、行動、意思などにも大きくかかわってきますし、それが経済、政治、文化に影響してくると思います。
その教育がGlobalizedされたらどうなるのか?
こんなお話があります。
Liberalizationによって増えた多国籍企業。あるアメリカの教育を取り扱ってる多国籍企業が貧しい国に学校を建てて現地の人を雇いました。
貧しい国の人々は学校を建ててもらえたことで、雇用も増えるし子どもたちを学校に行かせることが出来、喜びました。
ですがこの学校は完全な”アメリカ式”の学校でここに通う子どもたちはAmericanizedされています。人格形成や考え方に大きな影響を与える教育機関をつかってAmericanizationを進めます。
こういった学校を徐々に増やしていき、Americanizationを推し進めていき、多国籍企業が力をつけたら…
Globalization(Americanization)が達成され、多国籍企業による支配が一歩前進しますね。
これを今回の日本の例に当てはめてみます。
入学時期の変更がAmericanizationの影響とは正直言い難いですが、これまでの記事で書いてきた変更された後の影響には少なからずかかわってくるかと思います。他国のCultureが入ってきやすくなりますからね。
例えば、教育の方法を改めるとする場合、他国(例えばアメリカ)の教育機関ないし教育を取り扱ってる企業に助言を求めるとします。したことないことを日本独自で始めるよりかは、すでに経験のある他国に助言を求めた方が効率もいいし、日本はそういうことが得意だと思います。笑(輸入したものを発展させたり)
そうした場合、先程の例のように、日本も徐々にGlobalization(Americanization)が推し進められていくかもしれません。(もうすでにされてるかもしれない、とかは言わないでおきます。。。笑)
まあ、完全にAmericanizedされるわけではないと思いますが。上でも言った通りMonocalturalizationはあり得ないと思ってるので。
これはあくまで私の考えです。でもこんなの起こらないよとは言い切れない気もします。
長くなってしまいましたが今回はここまでで。
短くうまくまとめられず、申し訳ありません。
ですが、やーーーっと一区切りついた気もします。笑
ツッコミどころ満載かもしれないので何かありましたらコメントなどで指摘していただけるとありがたいです。ここ違くない?とか私もそう思う!とか聞けたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
Globalizationについて。Part3
こんにちは!skoladです!
今回もGlobalizationについて書いていこうと思います。
前回、前々回の記事はこちらから!
今回は「入学時期を変えたからと言って教育的なGlobalizationが達成されるのか?」「Globalizationが達成された教育になるために必要なものは?」について書いていこうと思います。
では、始めていきます!
まず、「入学時期の変更で日本の教育のGlobalizationが達成されるのかどうなのか」について。長いので教育がGlobalizedされるかって書き方にしますね。
答えはNoです。入学時期の変更だけでは物足りません。物足りなさすぎです。
もちろん一つの要因にはなり得ますが、入学時期を変更しただけではGlobalizedされたとは言い難いです。
まあ、「入学時期の変更」がきっかけとなってそこから発展していくとは思いますが。
じゃあGlobalizedされるためには何が必要か。いくつか思いついた例を挙げていきます。
一つめは、共通言語の設定。
まあ日本の学校なんで日本語でもいいです。ですが、Globalizationのために世界共通語の英語も設定した方がいいかなと。
なので、両言語を小さいうちから教育する方法がいいのではないかと思います。別にどっちか一つに絞らなきゃいけないわけではないですし、日本で暮らしている以上日本語は必須ですので。
実際に日本のインターナショナルスクールでは第一言語が日本語と英語という生徒もいると思います。(羨ましい)
言語って発展してきた過程や歴史があり、どうしてもその言語でしか表現できないような言い回しなどもあります。完全に翻訳することは無理だと思ってます。
なので日本特有の文化や歴史を知る上でも日本語を学ぶのは大切です。
もちろん英語にもそのようなことが言えます。英語はもっと色んな国で話されてるので一つの国の文化や歴史を学ぶというよりかは、英語独特の表現方法や言い回しなど。
二つめは、教育システム・スタイルの変更。
変更、という表現が正しいのかは分かりませんが、Globalizedされた教育を目指すのであれば修正すべき点はいくつかあると思います。
例えば、個人を伸ばすような教育スタイル。これは実際に今年2020年の教育改革でアクティブラーニングという名前で実施していこうという話があります。
アクティブラーニングとは、教えられたことを鵜呑みにして知識として覚えるのではなく、生徒自らが考えて思考力・判断力・表現力・主体性などを身に着けていこうという教育の方法です。すこしリベラルアーツ教育に近しいものがありますね。
グローバルな世の中ではいろんな問題があります。その中で一つの答えだけが存在する問題なんてほとんどありません。そのような問題を解決していくためにも教えられたことをただ知識として覚えるのではなく、自発的に考え様々な観点から物事を捉えられるようになっていくことが重要です。
そのためにも少しづつ教育スタイルも変化していくべきだと思います。
三つめは、教師側の多国籍化です。
学ぶ側だけではなく、教える側も多国籍化していくべきだと思います。
色んなことを教えるなかで、色んな視点から物事を考えさせるなかで、2種類以上の言語を扱うなかで、色んな国籍の教師は必要不可欠だと感じます。
まだまだ考え出せば「Globalizedされた教育」を目指すのに必要なものはありそうです。(というかあります。)ですがとりあえずこの3つを挙げておきます。
もちろん問題点もありますね。人材・時間・お金です。
教師陣の多国籍化ももちろんそうですし、アクティブラーニングの導入には人材が必要です。今までしてこなかった、習ってこなかった人たちがどうやってアクティブラーニングを子どもたちに教えていくのかという問題もあります。
また、それらを実施するのには長い期間を必要とします。「じゃあ来年から全国の学校で本格的な英語教育とアクティブラーニング実施ね」なんて無理です。
教育課程の設定やそれに関する準備、人材の確保、教材、今までの学校のことなど対処することは山ほどあります。
それに莫大なお金もかかります。人材確保のための費用、教師陣を教育するための費用、新たな教材用意への費用などもそうですし、
その学校に子どもたちを通わせるための学費・授業料などもおそらくあがるでしょう。そうなったら国はどう対処するのか。補助金を出すのか、税金を引き上げるのか。
もう考え出したらキリがありませんね。
なので、すぐに実施するのは不可能です。何年、何十年かかるかわかりません。
ですが、Globalizedされた教育はこれらのことを全部踏まえたうえで初めてGlobalizedされたといえるのではないでしょうか。
徐々に、徐々にGlobalizationを進めていけば、いつかはGlobalizedされた教育になり、今現在の教育方法とは全く異なったものになるかもしれませんね。
と、今回は入学時期の変更をきっかけに教育のGlobalizationが進んでいく中で何が必要なのかについて書いてきました。
私だけでは思いつかなかったこととかもたくさんあると思います。ご指摘・感想・意見などありましたら共有してくださるとありがたいです。
次回は補完的な意味もこめて「そもそもGlobalizationってなに?」を書きたいと思っています。
私の考えからみたGlobalizationについて書いて、Part1~Part3の補完ができればと思っております。
では今日はこの辺で!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
Globalizationについて。Part2
こんにちは!skoladです!
今回は前回の記事・Globalizationについての第2回目です。
前回の記事はこちらから
前回は、新型コロナウイルスの影響で日本の教育のグローバル化が進むのでは?ということについて書かせていただきました。
今回は「じゃあ教育がグローバル化することでどんなことになるの?」について書いていきます。
ちなみに、私は大学時代の専門は教育関連ではありません。卒業論文は教育について書いてはいましたが、専攻自体は社会学。教育のことも含め、社会全体のことを学んでいたので教育(その他の分野も含め)に関する細かい部分までは勉強していません。広く浅くと言ったら聞こえは悪いですが正直深い知識までは持ちあわせておりません。なので知識不足なところが多々ありますがご容赦ください。
前回も含め、このGlobalizationについての記事は私の想像上での話がほとんどです。なので、一個人の考えとして読んでいただけたらなと思います笑
では、始めていきましょう。
まず、前回もお話ししましたが、新型コロナウイルスの影響で日本の教育が変わる可能性があります。具体的に言うと入学時期の見直しです。
今まで4月入学が当たり前でしたが、それが9月入学に変わるかもしれない。
その影響で海外への留学、あるいは海外から日本へ留学する人が増え、グローバル化が進むのではないかというお話をさせていただいた後に、軽く日本人の価値観や考え方なども変化するのではないか、という話題について触れさせていただきました。
今回は前回軽く触れた部分をもう少し掘り下げていこうと思います。
入学時期が変わることで価値観・イメージ・考え方・文化・慣習など様々なことが変わる可能性があると思います。
例えば、前回も例に出しましたが「春=出会いの季節」というイメージもだんだんとなくなっていくのではないでしょうか。
また、例えばアメリカの大学では、9月~12月のFall semester、1月~5月のSpring semesterが一般的だと思うので、冬休みがとても短く夏休みが3ヶ月ほどあります。(summerでもいくつか授業は開講しているところもあるので夏休み期間中でも授業を受けることは出来ますが。)
アメリカの高校(小・中などに関してはわからないです。ごめんなさい。)でも9月~11月末の秋学期、12月~3月初めの冬学期、3月末頃~6月の春学期の3学期制が一般的だと思います。高校も夏休みがとても長いのが特徴的ですね。
もし日本もこれに合わせるとなると「夏休みは8月から」って考えといいますか、一般的なこともがらりと変わりますね。
また、入学時期が変わることで留学生も増えるのでは?という話から、よりグローバルな環境で授業を受けることが増える可能性があります。
そうなると、違う国の文化を学ぶ機会も増えるわけで、授業形態も変化してくるのでしょうか?
「郷に入っては郷に従え」ではないですけど、特に授業形態の変化もなしにいままで通りのシステムでやっていく可能性もあります。
また、多数の留学生受け入れにより授業形態や教育システムに変化がある可能性もあります。例えば英語教育に力を入れるだとか。
ただ、語学としての英語教育だけに力を入れても多数の留学生を受け入れる意味はあまりない気もするので他国の文化的側面からも学ぶ授業が増える可能性もあります。
他国の文化をより学ぶことで変わってくる価値観もあるかもしれませんね。
入学時期を変更することによってどの程度まで影響が出てくるかは分かりませんが、このように人々の価値観・考え方・文化・慣習などが変化する可能性があると私は思います。
ただ、問題点ももちろんたくさんあります。
一番このシステム変更に影響されるのは現在学生・児童である方々、もしくは就学前児童の子たちです。
今年になるか来年になるかもっと先になるかは分かりませんが、もし本当に入学時期の変更が実施された場合、上で挙げた人たちにとっては急にシステムが変わることになるので期間的な問題でずれが生じてしまう可能性があります。受験方法も変わるかもしれませんし、受験勉強をしている方たちにとっては正直迷惑な話かもしれません。
それに伴い、修業後に就職をされる方々にも影響が出てきますね。今では4月入社が多いと思うので、学校の入学・卒業時期の変更=入社の時期の変更にもつながり、更にそれが「年度」という概念の変更にも影響が出てきます。年度初めや年度末の会計処理などにも大きく影響が出てきてしまいますし、1月~3月生まれのいわゆる「早生まれ」なんて言葉の意味も変わってくるかもしれませんね。
ですので、ただ単に学校のシステムを変えるという話ではなく、社会全体に関わってくる大きな話になってしまいます。
正直に言いますと、私はこの記事を書き始めたときに「入学時期変えることでグローバル化進むんじゃない?」くらいにしか考えてなくて、こんなに大きな話になるとは思ってませんでした。笑
じゃあそこまでして制度を変えてグローバル化を推し進めるべきなの?と思う方もいると思います。
正直YesともNoとも言えません。何が正しくて何が間違っているかなんて立場が変われば正解・不正解も変わってきますしね。
ただ、世界はどんどんグローバル化していて、留学をする人、他の国に移住する人、異国間交際が増えたり、国際機関、多国籍企業なんかもたくさんあります。経済面でも、政治面でも、文化面でもどんどんグローバル化が進んでいます。
このようなワールドトレンドについていくためにも教育的グローバル化を推し進めてもいいのではないか?というのが私の意見です。
明治に移り変わるころの日本も大きな改革のもとで新しい体制をつくり、現在に至っています。
「日本の文化」と一言で言ってもその時代その時代によって大きく違います。文明開化によってWesternの文化が取り入れられる前までは全く違った文化を持っていました。
更に現在と明治時代とでは当たり前ですが文化も大きく異なってきます。
もちろん文化だけでなく政治体制や教育機関なんかも。
どんな時代も「その時の状況や環境に合わせて変化していく」ことが大切だと思うので個人的には教育の変化に対しては賛成です。
と、今回は教育のグローバル化が進んだらどうなっていくのかについて書かせていただきました。
皆さんそれぞれいろんな意見があると思いますが、私個人の意見は新しい制度に賛成です。
個人的に思うことをつらつら書いていたので、Critical thinkingできていないかもしれないです。笑
賛成・反対、様々な意見を聞かせていただければ幸いです。
今日はこの辺で終わりたいと思います。
次回以降は「じゃあそもそもグローバル化ってなんなの?」や「入学時期を改めればグローバル化が達成できるの?」について書いていけたらなと思っています。
アメリカの例ばかり出していましたが「Globalization=Americanizationなの?」という疑問ももしかしたらあると思うので次回以降ゆっくり書いていきます。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは!
Globalizationについて。Part1
こんにちは!skoladです!
帰国してからほとんど手を付けてないこのブログですが、久しぶりの記事を書いてみたいと思います笑
と、言っても今回はアゼルバイジャンについてではないですが…笑
やはり帰国してしまうとアゼルバイジャンについて書くことも難しいところがあり、、
以前に「帰国後もできるだけ書いていきたいと思います。」と言ってしまったのに申し訳ありません。。。。
アゼルバイジャンについての記事は下のリンクから飛べますのでまだ読んだことがない方はぜひ!
今日はGlobalizationについて書いていこうかなと。
2020年5月1日、令和になってからちょうど一年経った日にとても気になったことがあったので、個人的な意見を書きたいと思い、この記事を書いています。(書いているのは数日経ってからですが、、、、笑)
一言でGlobalizationと言っても様々なGlobalizationがあるわけで、捉え方によって意味も変わってくると思います。
今回は導入的な意味合いも込めて、教育的なところから徐々にGlobalizationについて書いていきたいと思います。(教育以外のことは別の記事で書いていきたいと思います)
なぜ教育的なところから始めるかというと、
個人的な興味が一番強いのが教育だからです笑
あと、気になったことってのが教育に関わってるからです。
今現在、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、私たちの暮らしに大きな影響を与えていますね。
私個人のことで言いますと、一か月前の4月1日に新社会人として地元の片田舎から上京し、東京で一人暮らしをしています。ですが、緊急事態宣言で外出を控えるよう政府からの要請もあり、会社からは自宅待機をするよう言われました。なので、一か月経った今でも未だに一度も出社したことがありません。
自宅でテレワークをする方も増えたのではないでしょうか。また、大学などもZoomを使ったオンライン授業の導入などの話も聞きました。
「おうち時間」や「ステイホーム」って言葉も最近すごい耳にしますね。SNSでもよく見かけるし。
まあこんな状況ですし無駄な外出は控えて大人しく家にいましょう。
(このような状況の中、人々の暮らしのために働いてくださっているたくさんの方々、本当にありがとうございます。)
そんな状況の中、私が気になったことというのが、「日本の教育面でのGlobalization」です。
私はこの新型コロナウイルスが日本の教育面でのGlobalizationに少なからずかかわってくるのでは?その結果、教育以外の様々なところにも影響が出てくるのでは?と思いました。
私の個人的な、勝手な考えですのでそんなに大きい話になるかは分かりませんが、、(ここ重要ね)
さっきも言った通り、大学によってはオンライン授業も開かれたりしていて、こんな状況ではあるけど授業を受けることができます。
Zoomなどを使えば実際に教室に行かなくても教授と顔を合わせながら授業もできますね。
課題などもオンライン提出できます。大学ではありませんが、新入社員として研修中の私も会社から送られてくる課題をやってオンライン提出したりしています。
ですが一つ気になったのが、「じゃあオンライン授業をしていない/できないところはどうなるの?」です。
オンラインでできることがどの程度までなのか、またオンライン授業を実施している学校はどの程度あるのかについて私は把握していませんが、必ず対応しきれていない部分があると思います。特に小中高なんかは。
実際に中学校に通ってる子の話しを聞いたのですが、卒業予定時期が3月ではなく8月になるそうです。
これには「グローバル化」という意味合いも含まれているそうなんですが、新型コロナウイルスの影響が大きいですよね。自宅待機で学校にいけないから授業が進まない。だから卒業時期を遅らせるみたいな。
その子の状況としては8月に卒業して3月頃に受験をして4月から高校入学、のようなことを話していたので入学時期に関しては今まで通りの4月入学になるそうなのですが、「4月入学を取りやめ、9月入学にしよう」と、政府が動き出しているようです。これが現実になると、「新学期が4月から」という昔から(たしか明治頃から)ある制度というか日本人にとっては当たり前だったことが大きく変わることになりますね。
様々な意見がありますが、私の超個人的な意見で言いますと、これについては賛成です。
正直いつまでも4月入学3月卒業にしてる意味もわかんなかったですし(急に制度を変えることが難しいからかもしれないですけど)、これを機に、と言ったら言葉が悪いかもしれませんが、制度を変えるのは悪いことではないと思います。
もちろんこれによって今後の人生設計が大きく変わってしまう方々も多くいると思うので一概にいいとは言えませんが。(そういった方々には本当に申し訳ありません。)
ですがこのことをきっかけに今後、コロナが落ち着いて以前のような生活が戻ってきたとき、日本人の海外留学や外国人の方が日本へ留学する機会が増えると思います。
今現在の制度で行くと、タイミング的に留学のチャンスを失うこともあると思います。
例えば、私が行っていたアゼルバイジャンのADA大学は9月初めから12月末頃までのFall semester、1月中頃から5月末頃までのSpring semesterの2 semster制度でした。
私が通ってた日本の大学は4月~7月末頃までのSpring semesterと9月~12月末頃のFall semesterの2 semester制でした。
なので、日本でSpring semsterが終わった後にADAのFall semsterから授業を受けることも可能だし、日本でFall semesterが終わった後にADAのSpring semesterから授業を受けることも可能でした。留学するタイミングが1年に2回ある感じですね。
しかし、日本の他の大学から来ていたルームメイトは10月初め~2月初めまでがFall semesterだったので、日本でFall semesterを終えたあとにADAへSpring semesterからの留学は不可能でした。なので、実質1年に1回しか交換留学をするチャンスがありません。(ADAへ留学するという例の中では、という話です。)
実際、4月~8月(7月末頃)までの春学期と、10月(9月末頃)~2月までの秋学期の二学期制の学校が多いのではないでしょうか。
行く国、行く学校によっても学期制度が変わってきますので一概には言えませんがタイミングの問題で留学を先送り/行けないなんて状況にもなるかと思います。
また、大学での交換留学だけではなく、例えば高校卒業後に海外の大学へ進学する場合。
日本の多くの高校では、3学期制度を取り入れていて、4月入学・3月卒業が一般的ですよね。
高校卒業後に海外の大学へ進学する場合、海外の学校は9月入学が多いので半年以上期間が空いてしまいます。そのせいで海外の大学への進学を諦めなければいけないという状況になるとは考えづらいですが、それでも何かしらの影響は出てくると思います。
つまり、海外の大学と入学・卒業の時期を合わせた方がタイミングを合わせやすくなり、留学をするという考えを持ちやすくなり、可能性が広がるということです。
これはもちろん日本の学校に通ってる人だけに限らず、海外の方からみてもそうです。日本に留学しやすくなると私は思います。
これにより例えば留学をする人が増え、Educational Globalizationがより進んだとします。そうなると何十年後かには(もっと先になる可能性もありますが)「現代の日本人」と「Globalizationがより進んだ時代の日本人」では様々な考え方や価値観が変わってくると思います。
例えば先程も例に出したように、「現代の日本人」は学校には4月に入学するものという一般的なものがあります。この制度もあって「出会いの季節=春」みたいな考えがあると思います。入学式のイメージで桜が咲いてたりなど。
しかし、「入学時期=9月」が当たり前になったら「出会いの季節=春=桜」というイメージも変わってきますよね?
そう考えたとき、Educational Globalizationが進むとその他の様々なところにも影響が出てくると思います。文化的なものであったり、人の価値観や生活スタイルなど。
こう考えると教育ってけっこう重要なんだなと改めてわかりますね。
と、いきなりですがそんな話しをして今回は終わりたいと思います。
本当はもっと続けたいのですが、今回は導入のつもりですし、これ以上続けるとすごい長い記事になってしまうので続きは次回ということで笑
次回以降はEducational Globalizationが進んだ先にある日本のことや、Globalizationの良い点、悪い点などを掘り下げていけたらと思います。
今回は新型コロナウイルスの影響で日本の教育がグローバル化しそうだ、という私の考えについて書かせてもらいました。
ご指摘・感想などありましたらコメントしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
アゼルバイジャンに来るまで Part 2 留学条件達成までの道のり~IELTSの勉強~
こんにちは!skoladです!
今回は前回に引き続き「アゼルバイジャンに来るまで 留学条件達成までの道のり」の第二弾をやっていきたいと思います。
前回の記事は下のリンクから↓
アゼルバイジャンのことが知りたい方は下のリンクから別の記事をご覧ください。
前回は私がしてきたTOEFL ITPの勉強方法を紹介させていただきましたが、今回は私がTOEFL ITPからIELTSに切り替えた経緯や、私がしてきたIELTSの勉強方法を紹介していこうと思います!
ちなみに私はIELTSのスコアで6.0点を取得しました。この点数は全然自慢できるほどのものではないと思います。ですので、それ以上の点数を目指している方には参考にならないかもしれないです。申し訳ございません。
では、さっそく始めて行きましょう。
まず、以前の記事でも話しましたが、私はTOEFL ITPを受けて留学の条件を満たそうとしていました。ですが、何度受けても最低条件である550点を取得することが出来ませんでした。
周りの友人はどんどん留学条件を満たしていく中、なかなか到達できない自分に嫌気がさしていた時期もありました。そんな時に仲のいい友人の一人が「IELTSの方が点数伸びやすいかもよ」と言ってくれました。
IELTSの存在を知ってはいたのですがTOEFLとは内容も全然違うので受けてみようという気にはならなかったのですが、試しに問題集を解いてみたところ、個人的にReadingセクションが解きやすいことに気づきました。
あくまで個人的意見なのでもちろんTOEFLの方が簡単だという方もいるとは思います。ですが私的にはIELTSの方が点数取りやすいのではないかと感じました。
そこから本格的にIELTS対策を始めた、というのが私がIELTSを受けることになった経緯です。
そして本題はここから。
私がしていたIELTS対策は、
①YouTubeに載っているIELTS講座の動画をみてコツなどの確認
②IELTSの問題集をつかっての実践問題
③大学のIELTS対策の方にお願いをして個別レッスン
の三つです。
まず①について。
私は二つのYouTubeチャンネルを中心に見てIELTSのコツなどをつかんでいました。
一つ目はIELTS LizというYouTubeチャンネルです。
この方のチャンネルでは各セクションでの細かい注意点や解き方のコツなどを紹介していて、IELTSを初めて受ける前やまだ慣れない頃によくこの方の動画をみてコツなどをつかんでいました。
また、Academic English HelpというチャンネルでSpeakingの動画を見てどんな感じなのか流れをつかむということもしていました。
こちらのチャンネルでは実際のSpeakingテストを模したもので、まだIELTSを受けたことがない頃にこれをみて実際のSpeakingテストはどんな感じなのか雰囲気をつかむことをしていました。
これら二つのYouTubeチャンネルはIELTSを受験するかなり前に見ることをおすすめします。IELTSを受ける直前になってこれらを使って勉強するのは効率的とは言えないと思うので実際のテストの雰囲気をつかむために見る程度にした方がいいかと思います。
次に②の「IELTSの問題集を使っての実践練習」ではCambrideが出しているIELTSの公式問題集を使って勉強していました。
AcademicとGeneralの二種類あるので間違えないように!
留学を目指している方はAcademicの方です。
この冊子はほぼ実際のテスト内容のものが載っており、実践的な勉強ができます。
ReadingとListeningでは、この問題集を解いて答え合わせ、間違えたところの確認。Readingなら三つ全てを読み直し。解きなおす。を繰り返していました。
正直Listeningはそんなに得意ではなかったのでひたすら慣れることに焦点をあてて勉強していました。
IELTSではメモすることができるので重要な部分は聞きながらメモを取る癖をつけた方がいいと思います。
Readingに関しては、いかに早く、そして内容を理解するかに焦点を当てていました。私は内容をより理解するためにしていたことがあります。
それは、まずはじめに全文をサラ―っと読むことです。
え、そんなことしてたら時間なくならない?という意見もあるかと思います。実際に私も周りにそのようなことを言われた経験もあります。
ですが、理解できないで間違った解答を選ぶより、より理解して確実な解答を選ぶ方が重要だと思うので私はこの方法をとっていました。
まずはじめに全文を軽く流し読むことで、キーワード・話している内容を何となくつかむことができます。いわゆるスキミング・スキャニングですね。
それが終わったら設問を見てどのようなタイプの設問があるのか確認します。
IELTSでは様々なタイプの設問があります。True or False問題や各パラグラフと内容が同じものを選択する問題、文章中から何語かを抜き取る問題など様々です。
あらかじめどのようなタイプがあるのか把握しとくとReadingを読んでる最中も意識しやすいのでこれはおすすめです。
Listening, Readingに関しては1問1点です。
どんな簡単な設問を正解しようと、どんな難しい設問を正解しようと同様に1点です。
Readingは基本的に設問の番号が大きくなればなるほど難易度が上がると言われています。ですが、一律で全問1点ですので最初のうちに得点を稼いだ方が無難です。
これは3題中一番はじめの題問に時間をかけろという意味ではありません。
無理して時間内に全問解こうとするよりかは1問1問確実に正解を選ぶことを意識してくださいということです。
ただ、確実に正解を選ぶことを意識しすぎて時間が無くなり、最後の方の問題を解くことが出来なかったなんてことにならないように気を付けてください。要は時間内にできるだけ多くの設問をより確実に解くことが重要です。
次にWriting, Speakingに関しては③の「大学のIELTS対策の方にお願いをして個別レッスン」で対策していました。ですが正直、私がいる環境がよかったからできたことです。
IELTSの勉強をしていて、私のこの記事を読んでくださっている方全員が「IELTS対策をしてくれる誰かがいる環境」にいるとは限りません。ですので参考にならないよ、という方、申し訳ありません。
ですが、上で紹介した①、②の方法でも十分対策できると思います。
この方法で私はひたすら書いて、話してを繰り返していました。
Writingでは時間内に決められた文字数を書き、内容に一貫性があり支離滅裂になっていないこと、与えられたテーマに沿ってることなどが重要です。
task1では地図やデータなどを見てをそれを要約するというものです。
ここで重要なのは必ずOverviewを書くことです。全体のsummaryを書いてから細かい部分を書いていくことをおすすします。このoverviewの中には細かい情報はいれなくて大丈夫です。
例えば3つの円グラフがあるとして、それぞれ違う国に住む人たちの消費する項目を表しているとします。当然3つとも違う国のデータを表しているわけですから数にばらつきはあります。しかし、3つの国とも「食費」に一番多くのお金をかけていて、「衣類」が一番少ない額だとします。この場合、overviewでは
Overall, people in each country spend money for thier food consumprion rather than spending on clothes. のようになります。(これはあくまで私が即興で考えた例文ですので軽い参考程度に…笑)
実際はもっと細かいデータですので全体を抑えるように書いてみてください。
task2では与えられた議題に対して自分の意見を書くというものです。
例えば、What are the advantages and disadvantages of ~~~?という問題があったとしたら利点・欠点を2つずつ書いてください。(adavantages & disadvantagesとあるので)
Introductionを書く際に意識してもらいたいことはGeneralなことから書き始めて段々narrowにしていくことです。逆三角形をイメージするといいですね。
あとはtask 1, task 2に共通して言える
・時間内に文字数達成
・支離滅裂にならない
・テーマに沿う
・ボキャブラリー
を意識して書けばある程度の点数は取れるはずです。
Speakingに関しては緊張しないことに尽きると思います。
もちろん、意識すべき点はいくつかありますが緊張しすぎて話せなくなるのももったいないので「大学の教授の友達の外国人」と話すみたいな感覚で行くと案外緊張しないですよ笑
知り合いすぎず、知らない人でもない外国人が一番緊張しないで話しやすい気がするので笑
part 1, part 3で意識すべき点とすれば、
・首尾一貫性を持つ
・答え+αで答える
・答えを先に述べる
・ボキャブラリー
などです。
答え+αで答える、というのは例えば
Do you like sports?
と聞かれたとしたら「Yes」だけだと会話として続かないですよね笑
「Yes, I like to watch sports game, but I don't like to play because I am not good at playing」などと言えればそこから話も広がりますし話し途中で色々な単語を混ぜていければ単語力のアピールにもなりますよね。
しかし、話し過ぎもよくありません。付け加えるとしても1~2文程度にしておきましょう。
part 2では逆にたくさん話しましょう。
決められた時間内でできる限り自分自身の英語力をアピールしましょう。
ここでも首尾一貫性を持たせることが重要です。
普段の勉強ではこれらのことを意識ながら、冊子などに載ってる問題で練習しましょう。録音してあとで自分で聞きなおすのもいい方法だと思います。
と、このような感じでIELTS対策をしてきました。
長くなってしまい申し訳ありません。また、わかりづらい部分があったら申し訳ありません。もしわかりづらい部分があったり、もっと細かいことも知りたかったなどの意見があればコメントなどで指摘してもらえれば幸いです。
今回は私のしてきたIELTS対策について話させていただきました!
私はIELTS対策のプロでもなんでもないですし点数も6.0までしか取得できていないので皆さんの参考になったかどうか分かりませんが、一つの勉強方法として捉えてもらえれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた~。
アゼルバイジャンに来るまで Part 1 留学条件達成までの道のり~TOEFL ITPの勉強~
こんにちは!skoladです!
今回は少し時間をさかのぼりまして、日本からアゼルバイジャンに来るまでの話をしたいと思ます!
今更時間戻るのかよ!とツッコまれてしまうかもしれませんがご了承ください笑
では、今回は私が交換留学の条件を満たすまでのストーリーを書いていこうと思います。
英語が得意な方、留学中の方、アゼルバイジャンについて知りたい方などにとっては今回の記事は少しつまらない内容になってしまうかもしれませんが、
これから留学を考えてる方、留学に興味がある方、TOEFLやIELTSの勉強をしている方などに少しでも役に立てたらな、参考になったらな。そんな思いで今回の記事を書いていきたいと思います。
今回は交換留学の条件を満たすまでのストーリーから、私がしていたTOEFL ITPの勉強方法を紹介していきます。
IELTSの勉強方法はほかの記事にて書いていますのでよろしければそちらもぜひ
一応最初に言っておきますが、一番最初に受けたTOEFL ITPは430点。そこから535点まで伸ばした程度ですので目標点数に当てはまらない方にはつまらない内容になってしまうかもしれません。。ご容赦ください。。。
アゼルバイジャンのことが知りたい方は下のリンクから記事をご覧ください。
では、始めて行きましょう!
私はIELTSを受けて交換留学の条件を満たしました。
交換留学の条件って何?そもそもIELTSって?TOEFLって?という方もいるかと思います。
私の大学が定める交換留学の条件がIELTSで6.0点、TOEFL ITPで550点以上というものでした。
私の大学には30ヵ国、50校以上もの提携校があるので各大学によって定める留学条件は違うのですが、満たさなければいけない条件は大きく分けて2つ。
①私の通っている日本の大学(home university)が定める交換留学の条件。
②留学予定先の大学(host university)が定める交換留学の条件。
この2つです。
具体的に申しますと、私の通っている日本の大学(以下home uni.)が定める条件が先程書いた、IELTS 6.0、もしくはTOEFL 550点以上の取得です。
そして私の通っているアゼルバイジャンの大学(ADA大学)は「home uni.の条件と同じでいいですよ」という条件なので実質、home uni.の条件が満たせれば留学条件を2つともクリアとなるわけです。
私はこの条件を満たすためにIELTS 6.0を取得し、交換留学するに至っています。
では、IELTS ってなんぞや?TOEFLってなんなんだ?という方、それはまた別の記事にて書かせていただきますのでそちらをご覧ください。
IELTS 6.0を取得した、と申しましたが、実は私、最初はTOEFL ITPだけに専念していました。
というのも、大学で定期的にITPが受験出来たんです。
大学は田舎にあり、一番近い東京の会場まで行くのに電車やバスで2時間はかかるのでIELTSを受験しに行くよりも大学で受けた方がはるかに楽だったのです。
ですので、ITPの勉強を必死にしていました。
具体的に何をしていたかというと、
①問題集を解きまくる
②先生に解説&対策をしてもらう
です。
最終的に550点を取得することは出来ず、(恥ずかしながら)535点までしか取得することができませんでした。ですのでここでお話しさせていただく内容はあくまで個人的に対策していた内容で、読んでいただく方にはちょっとした参考程度に読んでいただけたらなと思います笑
550点取れなかったやつの勉強法なんてみたくねーよ!って方はご退室した方がよろしいかと。笑
では、話を戻しまして、
①問題集を解きまくる。に関して、
私はLomgman Preparation Course for the TOEFLという冊子を使って勉強していました。
この冊子、各セクションの問題をカテゴリ別に分けていて、自分の弱点を分析して対策することができるんです。
更に、練習問題もいくつかついているので本番を想定したテスト形式で勉強ができます。公式が問題を一般公開していないのでこういった冊子は助かりますね。
私はこの冊子を使って主にGrammarセクションを中心に問題を解いていました。
なぜGrammarかというと、一番点数を稼ぎやすい+あまり得意ではなかったからです。
あまり得意でなくて一般的に一番点数を稼ぎやすいとなると伸びしろありますからね。
そしてこのGrammarセクション、自分一人でやるのではなくて大学の日本人の先生にお願いをして手伝ってもらっていました。それが②先生に解説&対策してもらう。です。
このGrammarセクション、各パート・問題によっては一目見ただけで答えられてしまう問題なんかもあるんです。
例えば、
He () my classmate.
A. am
B. is
C. are
D. were
()内に入る正しいものはどれ?っていう非常に簡単な問題があったとします。
こんなのだれがどうみたってBが答えですよね?
これは極端な例ですが、このレベルの問題も混ざっていることがあります。
また、一見難しそうな問題でもパターンさえつかんでしまえば解けるものもあります。
例えば、
Were he brighter, he () not make such a mistake.
A. will
B. would
C. is
D. was
このような問題のとき、注目すべき点が二つあって、
一つは、なぜWereから始まっているのに「?」ではなく「.」で終わっているのか。
もう一つは 、接続詞が見当たらないけど「,」があること。
この文章、実は仮定法過去の文章で、ifが省略された形になっています。
だからWereから始まっている肯定文で、なおかつ接続詞がないけど「,」でつながれているんですね。答えはBです。仮定法過去のルールでwouldになるからです。
こんな問題じっくり考えなきゃわからないよ!って思うかもしれませんが、何度も何度も繰り返し問題を解くことでぱっと見ただけでどんなパターンの問題か判断できるようになります。
このように、パターンさえつかんでしまえば解けるものが多かったので何回も何回も問題集を解いて文法を覚えつつパターンをつかんでいました。
「どうしても正解がどれかわからない」なんて問題にもぶつかることもあると思います。そんな時は思い切って勘で答えて次の設問に進んじゃいましょう!
なぜかというと、(どのセクションにも共通して言えるのですが、)全問一律で同じ配点だからです。
簡単な問題、難しい問題あるかと思いますが、どれも配点が変わらないのならできる限り多くの問題に答えた方が点数伸びます。
TOEFLは時間との勝負なので、難しい問題に時間をたくさん費やしたせいで残り5問を解けなかったなんてこともあります。
しかもTOEFL ITPはマーク式なので運が良ければ勘で答えた回答が正解の可能性もありますしね笑
また、リスニングのPart 1の短い会話での問題は、「各設問の間に少しある何も音が流れない時間にどれだけ次の設問を読むことができるか」が重要だと思っているので早く正しい選択肢を選び次の設問を読む時間を作ることに焦点を当てて何問も何問も解いて練習していました。
問題が流れる前に選択肢を読んでおくことであらかじめ何について話すのかなんとなくの予想をたてられるので、会話が流れた際に内容が入ってきやすいです。
もし、話している内容がわからなかったら話者のテンションで判断するというのも一つの手かもしれません笑
例えば、
A「Are you going to join a party tonight?」
B「I have to work on my paper tonight...」
Q. What will B do tonight?
という問題があったとします。(例なのでてきとーに考えた例文です笑)
Bはきっと今夜のパーティーには行かず、課題に取り組むと思うのですが、例文を話してるときのBの気持ちはきっと「パーティーには行きたいけど残念だ。。」
という気持ちです。このBの気持ちは話し方のトーンにも表れます。悲しい気持ちなのにテンション高く嬉しそうに「課題があるんだ!!!」なんて言いませんよね笑
なので話者のテンションやトーンで答えを判断、なんてのも一つの手です。
まあ、話してる内容がわからなかった時の最終手段ですが、、笑
Part 2, 3に関してはメモしながら解く練習をしていました。(私はPart 1中心に勉強していたのでPart 2, 3に関してはそんなに対策はしていませんでした笑)
リーディングでは「まず設問を見てからリーディングを読む」ということをしていました。
55分で5つのリーディングを読んで50問の設問を解かなければいけないので時間との勝負です。少しでも時間節約のためにまず設問を読んで、
・どのようなことを話している内容なのか、
・キーワードはなにか、
・どんな単語が出てくるのか、
・どのようなタイプの設問が存在するのか、
を短時間でなんとなくつかむことを意識していました。
設問でおおまかな内容をつかんだら、どんな設問が存在するのかを頭の隅っこに入れながらリーディングを読みます。読んでいるうちに「あ、さっきこの内容について聞いてる設問あったぞ」って気づきますよね。
そしたら設問に戻って選択肢の確認、答えを導き出せるかと思います。
こうすることによってリーディングと設問を二回も三回も読まないですみ、時間短縮にもつながります。あとはこれの繰り返しです。
また、設問によっては簡単に解ける問題(同じ意味の単語を選んだり、代名詞が指すものを探したり)もあるのでそれらをパパっと解き、時間がかかりそうな設問に時間を当てることも大切です。
あと重要なのは各リーディングの1番最初の設問は最後に解くことです。
なぜならリーディング全体を通してどんな内容だったかを聞いてくるタイプの設問だからです。
必ずしもこのタイプの質問ということではないのですが、9割がた「全体としてこの文章の内容は四つのうちどれ?」って聞いてきます。
そんなの最後まで読まなきゃわからないので最後に解いた方がいいです。
でもマークのいち間違えないように気を付けてください。一問飛ばしといて後でやろうと思ってたらマークをずれて回答してたなんてミスしてたら時間無駄なんで。
と、こんな感じで各セクション意識するポイントなどに気をつけながらTOEFL ITPの勉強をしてきました。
最終的に目標点数を取得することは出来なかったのですが、初めて受験した時よりかは遥かに点数を伸ばすことができました。
いつもよりだいぶ長くなってしまったので今回はここまでで。
次回の記事にてIELTSの目標点数取得までのことを書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた~。
アゼルバイジャンってどんな所?Part 11 日常の買い物
こんにちは!skoladです!
2020年初めての投稿となります。あけましておめでとうございます。
(もう年明けて一か月が経とうとしていますが笑)
実は私、2019年の年末に交換留学期間を終えまして、日本へ帰国してきました。
ですので今後投稿していく記事は日本にいながら書くことにはなってしまいますが、できるだけ住んでいた時のことを思い出しながら書いていこうかなと思っています。
写真などは住んでいた当時のものを使ったり、もし可能ならば現地に住んでいる友人などにお願いして撮ってもらったものを載せていこうと思います。
と、前置きはこのくらいにして、
今回は日常の買い物について記事を書いていこうと思います。
以前、スーパーマーケットでの買い物の様子を大雑把に紹介したのですが、大まかな流れしか紹介できなかったのでもっと細かいところまで紹介していこうと思います。
具体的に言うと、私が初めて一人で買い物をした時に困ったことを思い出しながらその辺について紹介したり、いろんな商品について紹介出来たらなと思っています。
ちなみに下記リンクから以前の記事にも飛べるのでまだ読んでいない方がいましたらぜひ!
では、始めていきましょう!
まず、大前提としてほとんどの商品はロシア語表記です。英語表記のものはあまり見かけません。
ですので見ただけで判断できるもの(野菜やお菓子など)なら何の問題もないのですが、見ただけでは判断しづらいものはロシア語を知っているか、その商品が何なのかを覚えるしかありません笑
ですので初見の方にはなかなかに買い物するのが困難です笑
例えば乳製品。
これは牛乳です。これに関してはmilkと書かれていますし、見た目でなんとなくわかりそうなものですよね。
でも、2.5%とか3.2%とか書いてありますよね。これは乳脂肪分を表記しているらしいです。
日本で売っているものはほとんどが3.0%以上のもの(あまり詳しくはありませんがこの数値が低すぎると「牛乳」としては扱わないのだとかなんとか。。。)です。
でも初めて牛乳を買った時はこんなこと知りもしなかったのでてきとーに0.1%のものを買っていました。
飲んでみると味が薄く全然おいしくありませんでした。アゼルバイジャンで売っている牛乳はおいしくないのかと思っていました笑
しかし、友人から乳脂肪分のことを教えられて3.2%のものを買ってみると日本の味に近くおいしく飲めました。
また、乳製品にはチーズ、バター、ヨーグルト、アイラン、生クリームなどたくさん種類ありますよね笑
どれがヨーグルトでどれが生クリームなのかわからないで買ってしまったことも。。笑
これらはアイランです。
これはサワークリーム。
これはバターです。ほかのものに比べるとやや値は張りますがPRESIDENTのバターがおすすめです。
写真を撮りに行ったときに売り切れていたので生クリームは写真を撮ることが出来なかったのですが、小さい紙パックに入ったものがそうです。
ロシア語で生クリームは「Свежие сливки」です。これもPRESIDENTがおすすめです。
ヨーグルトはダノンなど日本でも名前が聞いたことがある企業がだしているものがあるのでそれを買えば間違いないです。
お次は粉もの。
これは小麦粉です。
お芋の絵が描かれたものが片栗粉です。
これはイースト菌。
これは重曹です。これだけ英語表記ですね笑
中華麺が売っていなかったのでパスタ麺を重曹で茹でて中華麺風にして食べたりしていました。
知らないと粉ものはほんとにどれがどれだかわからないですね笑
調味料も軽く紹介しておきます。
ちなみにキッコーマンの醤油なんかも売ってます。味噌はありませんが。
パスタをよく作っていたのでオリーブオイルの消費量はかなり多かったです笑
コンソメのようなものも売ってます。粉末と固形があるので用途によって使い分けられます。
主食は米・パスタを中心に食べていました。
お米はこのロシア米を食べていました。形も食感も日本米に近いのでタイ米よりかは食べやすいと思います。
味は日本米には劣りますが笑
1.8キロで3.55マナト(229円くらい)
パスタはこの種類のものを買っていました。
正直どのメーカーでもそこまで品質に差はないので特にこのメーカーのをおすすめ!とかはありません。
500グラムで1.09マナト(69円くらい)です。
お次は洗剤などの食品以外のものを。
食器用洗剤です。
もっと安価なものも売っていますがこのメーカーが個人的には一番食器汚れが落ちやすいと感じます。
こっちがキッチンペーパーで、
こっちがトイレットペーパー。
サイズが違うのでよくみればわかると思いますが、ルームメイトが間違えて買ってきたことがあったので念のため載せておきます笑
ボディソープ
左の「Şampun」、もしくは「шампунь」と書かれているものがシャンプーで、右側がリンスです。
洗顔はありません。私は日本から洗顔を持って行っていたので間に合ってましたが長期間住む人などにとってはなかなか不便ですね。
私は女性ではないので女性もの(メイク落としなどなど)に関してはわからないので省略させていただきます。申し訳ありません。
洗濯用洗剤。私はアリエールを使っていました。
粉末タイプ、液体、ジェルボールタイプなど様々あります。
柔軟剤です。においが気に入ったものを使っていました。
レノアなど日本でも見かけるものも売っています。
と、色んな商品を紹介してきました。
ややこしい商品はこのくらいでしょうか。探せばまだありそうな気もしますがこれさえ知っていれば普通に生活はできると思います。
最後に個人的に紹介しておきたいものをいくつか紹介して終わろうと思います。
BIZONというエナジードリンク。250mlが1マナト以下で買えます。
レッドブルも売っていますが圧倒的にBIZONのが安いですし味もほとんど変わらないのでルームメイト含め鬼リピートしてました(特にテスト期間にはお世話になりました笑)
洋ナシのレモネード。
アゼルバイジャンではよく見かける飲み物でめちゃくちゃおいしいです。
ひまわりの種。アゼルバイジャン人はスナック菓子として食べてます笑
個人的には好きではありませんがアゼルバイジャン人はみんなこれが好きで歩きながら食べてる人も見かけます笑
殻をその辺に捨てる人が多いので道で誰かが食べた形跡をみかけることもしばしば。。笑
今回は以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた~!