skoladの日記

アゼルバイジャン共和国で留学をしていたskoladです!留学中に感じたことや、留学するにあたってしてきたこと、そもそもアゼルバイジャンってどんな所なの?や様々なことに対しての私個人の考えなどについて書いていこうと思います!

Globalizationについて。Part1

こんにちは!skoladです!

 

帰国してからほとんど手を付けてないこのブログですが、久しぶりの記事を書いてみたいと思います笑

と、言っても今回はアゼルバイジャンについてではないですが…笑

 

やはり帰国してしまうとアゼルバイジャンについて書くことも難しいところがあり、、
以前に「帰国後もできるだけ書いていきたいと思います。」と言ってしまったのに申し訳ありません。。。。

 

アゼルバイジャンについての記事は下のリンクから飛べますのでまだ読んだことがない方はぜひ!

skolad.hatenablog.com

 

 

今日はGlobalizationについて書いていこうかなと。

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2020年5月1日、令和になってからちょうど一年経った日にとても気になったことがあったので、個人的な意見を書きたいと思い、この記事を書いています。(書いているのは数日経ってからですが、、、、笑)

 

一言でGlobalizationと言っても様々なGlobalizationがあるわけで、捉え方によって意味も変わってくると思います。

今回は導入的な意味合いも込めて、教育的なところから徐々にGlobalizationについて書いていきたいと思います。(教育以外のことは別の記事で書いていきたいと思います)

なぜ教育的なところから始めるかというと、
個人的な興味が一番強いのが教育だからです笑

あと、気になったことってのが教育に関わってるからです。

 

 

今現在、世界中で新型コロナウイルスの感染が拡大しており、私たちの暮らしに大きな影響を与えていますね。
私個人のことで言いますと、一か月前の4月1日に新社会人として地元の片田舎から上京し、東京で一人暮らしをしています。ですが、緊急事態宣言で外出を控えるよう政府からの要請もあり、会社からは自宅待機をするよう言われました。なので、一か月経った今でも未だに一度も出社したことがありません。

自宅でテレワークをする方も増えたのではないでしょうか。また、大学などもZoomを使ったオンライン授業の導入などの話も聞きました。

「おうち時間」や「ステイホーム」って言葉も最近すごい耳にしますね。SNSでもよく見かけるし。

まあこんな状況ですし無駄な外出は控えて大人しく家にいましょう。

(このような状況の中、人々の暮らしのために働いてくださっているたくさんの方々、本当にありがとうございます。)

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そんな状況の中、私が気になったことというのが、「日本の教育面でのGlobalization」です。

 

私はこの新型コロナウイルスが日本の教育面でのGlobalizationに少なからずかかわってくるのでは?その結果、教育以外の様々なところにも影響が出てくるのでは?と思いました。

私の個人的な、勝手な考えですのでそんなに大きい話になるかは分かりませんが、、(ここ重要ね)

 

 

さっきも言った通り、大学によってはオンライン授業も開かれたりしていて、こんな状況ではあるけど授業を受けることができます。
Zoomなどを使えば実際に教室に行かなくても教授と顔を合わせながら授業もできますね。
課題などもオンライン提出できます。大学ではありませんが、新入社員として研修中の私も会社から送られてくる課題をやってオンライン提出したりしています。

 

ですが一つ気になったのが、「じゃあオンライン授業をしていない/できないところはどうなるの?」です。

オンラインでできることがどの程度までなのか、またオンライン授業を実施している学校はどの程度あるのかについて私は把握していませんが、必ず対応しきれていない部分があると思います。特に小中高なんかは。

 

実際に中学校に通ってる子の話しを聞いたのですが、卒業予定時期が3月ではなく8月になるそうです。
これには「グローバル化」という意味合いも含まれているそうなんですが、新型コロナウイルスの影響が大きいですよね。自宅待機で学校にいけないから授業が進まない。だから卒業時期を遅らせるみたいな。

その子の状況としては8月に卒業して3月頃に受験をして4月から高校入学、のようなことを話していたので入学時期に関しては今まで通りの4月入学になるそうなのですが、「4月入学を取りやめ、9月入学にしよう」と、政府が動き出しているようです。これが現実になると、「新学期が4月から」という昔から(たしか明治頃から)ある制度というか日本人にとっては当たり前だったことが大きく変わることになりますね。

 

様々な意見がありますが、私の超個人的な意見で言いますと、これについては賛成です。
正直いつまでも4月入学3月卒業にしてる意味もわかんなかったですし(急に制度を変えることが難しいからかもしれないですけど)、これを機に、と言ったら言葉が悪いかもしれませんが、制度を変えるのは悪いことではないと思います。

もちろんこれによって今後の人生設計が大きく変わってしまう方々も多くいると思うので一概にいいとは言えませんが。(そういった方々には本当に申し訳ありません。)

 

ですがこのことをきっかけに今後、コロナが落ち着いて以前のような生活が戻ってきたとき、日本人の海外留学や外国人の方が日本へ留学する機会が増えると思います。

 

 

今現在の制度で行くと、タイミング的に留学のチャンスを失うこともあると思います。

例えば、私が行っていたアゼルバイジャンのADA大学は9月初めから12月末頃までのFall semester、1月中頃から5月末頃までのSpring semesterの2 semster制度でした。

私が通ってた日本の大学は4月~7月末頃までのSpring semesterと9月~12月末頃のFall semesterの2 semester制でした。

なので、日本でSpring semsterが終わった後にADAのFall semsterから授業を受けることも可能だし、日本でFall semesterが終わった後にADAのSpring semesterから授業を受けることも可能でした。留学するタイミングが1年に2回ある感じですね。

しかし、日本の他の大学から来ていたルームメイトは10月初め~2月初めまでがFall semesterだったので、日本でFall semesterを終えたあとにADAへSpring semesterからの留学は不可能でした。なので、実質1年に1回しか交換留学をするチャンスがありません。(ADAへ留学するという例の中では、という話です。)

実際、4月~8月(7月末頃)までの春学期と、10月(9月末頃)~2月までの秋学期の二学期制の学校が多いのではないでしょうか。

行く国、行く学校によっても学期制度が変わってきますので一概には言えませんがタイミングの問題で留学を先送り/行けないなんて状況にもなるかと思います。

 

また、大学での交換留学だけではなく、例えば高校卒業後に海外の大学へ進学する場合。

日本の多くの高校では、3学期制度を取り入れていて、4月入学・3月卒業が一般的ですよね。
高校卒業後に海外の大学へ進学する場合、海外の学校は9月入学が多いので半年以上期間が空いてしまいます。そのせいで海外の大学への進学を諦めなければいけないという状況になるとは考えづらいですが、それでも何かしらの影響は出てくると思います。

 

つまり、海外の大学と入学・卒業の時期を合わせた方がタイミングを合わせやすくなり、留学をするという考えを持ちやすくなり、可能性が広がるということです。
これはもちろん日本の学校に通ってる人だけに限らず、海外の方からみてもそうです。日本に留学しやすくなると私は思います。

 

 

 

これにより例えば留学をする人が増え、Educational Globalizationがより進んだとします。そうなると何十年後かには(もっと先になる可能性もありますが)「現代の日本人」と「Globalizationがより進んだ時代の日本人」では様々な考え方や価値観が変わってくると思います。

例えば先程も例に出したように、「現代の日本人」は学校には4月に入学するものという一般的なものがあります。この制度もあって「出会いの季節=春」みたいな考えがあると思います。入学式のイメージで桜が咲いてたりなど。

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しかし、「入学時期=9月」が当たり前になったら「出会いの季節=春=桜」というイメージも変わってきますよね?

そう考えたとき、Educational Globalizationが進むとその他の様々なところにも影響が出てくると思います。文化的なものであったり、人の価値観や生活スタイルなど。

こう考えると教育ってけっこう重要なんだなと改めてわかりますね。

 

 

と、いきなりですがそんな話しをして今回は終わりたいと思います。
本当はもっと続けたいのですが、今回は導入のつもりですし、これ以上続けるとすごい長い記事になってしまうので続きは次回ということで笑

次回以降はEducational Globalizationが進んだ先にある日本のことや、Globalizationの良い点、悪い点などを掘り下げていけたらと思います。

 

今回は新型コロナウイルスの影響で日本の教育がグローバル化しそうだ、という私の考えについて書かせてもらいました。
ご指摘・感想などありましたらコメントしていただけると嬉しいです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!