アゼルバイジャンってどんな所?Part 5 留学先の大学の紹介
こんにちは!skoladです!
今回は「アゼルバイジャンってどんな所? Part5」と題しまして、私の交換留学先であるADA大学について紹介していこうと思います!
私が交換留学先として選んだ大学、Azerbaijan Diplomatic Academy University、略してADA大学です。
ADAは4つの学部、
① School of Public and International Affairs
② School of Business
③ School of Information Technology and Engineering
④School of Education
があります。
私は①のSchool of Public and International Affairsに属しています。
④のEducation以外はそれぞれ学士、修士両課程ありますが、School of Educationのみ修士課程のみあります。
聞いた話によると、ADA大学はアゼルバイジャン国内で一番の大学だそう。(何をもって一番と言ってるのかはわかりませんが笑)
以前にも少しお話ししましたが割とお金持ちな大学でお金持ちの学生も多いように感じます。
私は実際にその姿を見たことはないのですがどこかの国の王女様がADAに在学しています笑
学生はアゼルバイジャン人だけでなく、交換留学、正規留学含め多くのインターナショナルの学生が在学してます。
カフェテリア内にはこんな感じで在学したことのある留学生の出身国の国旗が飾ってあります。もちろん日本もありますよ。
現在(2109年10月)Fall semesterなのですが、日本人の交換留学生は全部で7人います。前の学期(2019 Spring semester)は日本人学生が私一人だったので少し寂しかったですが今では7人もいます笑
何年か前には日本人の正規学生の方もいらっしゃったようです。
それでは、キャンパス内を紹介していきたいと思います!
まずエントランスから入って進んでいくと、3つの旗が見えます。
風でなびいていて写真を撮るのが難しいですね笑
一番奥がアゼルバイジャンの国旗、一番手前がADAのマークです。
ADA大学内には6つの建物があります。
それぞれA, B, C, D, E, Lという名前で、C, L以外は全ての建物に教室があります。
普段ADA学生は授業があるときはA, B, D, Eのいずれかの建物の教室に行って授業を受けています。
ちなみにEの建物のみ高校と併設なのでE棟内には高校生と大学生がいます。
ちなみに、D棟、E棟は今学期から使われ始めた新校舎。
私が来て一番初めの学期はまだ工事中だったのですが、夏休みの間日本に一時帰国してからアゼルバイジャンに戻ってくると完成していたのでびっくりしました笑
私は基本的にE棟、D棟のどちらかで授業を受けています。
教室はこのくらいのサイズです。
私の日本の大学は少人数クラスだったのでこれより小さいサイズの教室で授業を受けていました。なので私個人からすると少し大きめの教室という印象なのですが、一般的な日本の大学と比較すると小さめな教室なのでしょうか。
一つの授業に少ないところだと大体30人程度、多いとこだと80人未満程度の学生がいます。
また、各建物にはいたるところにリラックス&勉強できるスペースがあります。
これらの写真は日曜日に大学へ行って撮ったものなので学生が全く写っていませんが平日は多くの学生がいます。
アゼルバイジャン人はチェスがとても好きなのでこのような大きいサイズのチェス盤があり、空きコマのときなどに学生がチェスを楽しんでいます。
このサイズのチェス盤はカスピ海沿いの公園などでもみかけます。
また、C棟はStudent Centerと呼ばれ、一番大きなカフェテリアやカフェ(CINNABON)、Auditrium(日本語で大講堂というのでしょうか?)、音楽室など様々な施設があります。
先程ご紹介した様々な国旗があるのもこのC棟です。
授業がない間、多くの学生はここに集まり、友達と話したりごはんを食べたりしています。
カフェテリアは2つ(正確には3つ)あります。
一つはC棟にある一番大きなカフェテリア。ここに一番人が集まります。
もう一つは新校舎のE棟にあります。
こちらは新校舎の中にあるということでとてもきれいです。
そして、新しいカフェテリアができてそちらに移動したため、現在は使われていないのですが、B棟の地下にもカフェテリアがあります。
カフェテリアのごはんも少し紹介します!
カフェテリアによってだしてるメニューは多少違います。
ですが、どこのカフェテリアでも数ある中から好きなメニューを直接スタッフに頼んでお皿に盛ってもらい、頼んだ分だけの料金を最後に払うといったシステムになっています。
お次はL棟。図書館です。
本はもちろん、勉強するスペース、カフェ(PAUL)、予約制の自習室などもありあます。
私はここで本を借りたことはないですが、とても集中できるため、勉強をしによく図書館へ行きます。
また、前の学期は工事中で入れなかったのですが、今学期から大学内に憩いの場?もできました笑
と、こんな感じで今回は私の留学先の大学のキャンパス内の様子を紹介してきました!
キャンパス内はとてもきれいでカフェがあったりくつろげるスペースがたくさんあったりで、とても過ごしやすいキャンパスとなっています!
授業がない時でも大学にきて勉強したり友達とごはんを食べたりすることも多いです。
では、今回はこのへんで!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
アゼルバイジャンってどんな所?Part 4 アゼルバイジャンの人達
こんにちは!skoladです!
今回はアゼルバイジャンってどんな所?Part 4、アゼルバイジャンの人達についてです!
以前にもアゼルバイジャンってどんな所?Part 2でも少し紹介したのですが、その続きということでアゼルバイジャンの人達について私が感じたこと、実際にアゼルバイジャン人から聞いた話などを紹介していこうと思います!
アゼルバイジャンの方々はアゼルバイジャン語とロシア語を話します。
ただ、若い年代になればなるほどロシア語を話す率が減っているそうです。
アゼルバイジャンを含む南コーカサスの三国(アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア)は旧ソ連から独立した国です。
そのため、様々な場所に旧ソ連の名残があります。言語もその一つですね。
その昔、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニアの三国はそれぞれロシアに対する思いがありました。
ジョージア人はロシア語はわかるそうなのですが、話さないそうです。それは、旧ソ連に対する反感のようなものから、ロシアの言語は話さないという考えなのだそうです。
一方、アゼルバイジャン人がロシア語を話す理由は相手のことをよく理解するために相手の言語を話すという考えからだそうです。
アルメニアに関しては話を聞くことができなかったのですが、このような歴史的背景から話す言語が成り立っているそうです。興味深いですね。(このことに関して詳しくは勉強していないので100%正しいのかは私にもわかりませんが、アゼルバイジャン語の先生から聞いた話によるとこのような歴史的背景があるそうです。)
また、徐々にではあるのですが、私立の学校なんかでは英語教育を始めているところもあるそうです。
実際、私が通っている大学ではローカルの学生向けに英語力を身に着ける授業があったり、授業をすべて英語で行っているので、かなり英語が堪能な学生が多いです。英語教育も浸透し始めているのかもしれません。
ただ、アゼルバイジャン人の平均月収から考えると私立の学校に通うのは相当大変そうではあります。
私が通っている大学もアゼルバイジャンではお金持ちの人が多く通っているので、貧富の差というものが出てきてしまうのでしょうか。。。
教育のグローバル化について卒業論文を書いている私からすると、個人的に興味深いテーマです。
ちなみに聞いた話によると、アゼルバイジャンでの一般的な家庭の平均月収は300~400マナト。日本円で考えると19,000円~25,000円ほどです。
私が通っている大学の大体の学費が5,000マナト×4年=20,000マナト。
平均月収で考えた4年間の収入が400マナト×12か月×4年=19,200マナト。収入全てを学費に費やしても足りません。
そう考えると私が通っている大学にいる生徒は相当なお金持ちなのでしょうね。。。
私は交換留学なので全然お金持ちというわけではありませんが、一般的な日本人でもこの国に来るとそれなりにお金持ちみたいな感覚を味わえそうですね笑
色んな話題を経て結果、お金の話になってしまったので話を戻します笑
アゼルバイジャン人の男性は派手な髪色にしたり、ピアスを開けたりしません。これは文化的なものだそうです。
私は髪色は黒なのですが、ピアスを開けています。ですが、この国でピアスをしていると珍しく思われたり不思議がられることもあるので外に出る時は外したりしています。
まあ、外国人ですしあまり気にしなくてもいいとは思うのですが、ただでさえアジア顔で目立つので普段はあまりつけていません。
アゼルバイジャン人は付き合ったら結婚です。
変な話、”寝たら”結婚です。
「”寝たら”結婚」というと少し語弊があるかもしれませんが、結婚する前の状態ではそういった行為はしないのが一般的だそうです。
これは恐らくイスラム教の影響なのでしょう。イスラム教では婚前にそういった行為はしないのが普通ですからね。
全員が必ずしもそうとは限らないのですが、日本と比べると驚きですね。
大学内でカップルを見かけることがあるのですが、彼らは結婚前提ということなのでしょうか。一つの恋愛に対しての思いが強いですね。
日本人からすると少し極端な気もしますが、そのような文化に見習う点もあるかもしれませんね。
と、今回はアゼルバイジャンの人達、というよりかは歴史的、文化的な部分中心になってしまいましたが、色々なことを紹介させていただきました!
日本とは違った文化など少しでも知る機会になれたら幸いです。
今回は写真がなく文字ばかりだったので、もしかしたら少し読みづらい記事になってしまったかもしれません。ごめんなさい笑
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!
アゼルバイジャンってどんな所?Part 3 スーパーマーケット
こんにちは!skoladです!
今回は「アゼルバイジャンってどんな所?Part 3」のスーパーマーケット編です!
海外のスーパーマーケットって行くだけでテンションが上がるのは私だけでしょうか笑
そんなテンションの上がるスーパーマーケットを紹介していこうと思います!(もう半年もいれば慣れて最近はテンション上がることもありませんが…笑)
大学の近くにあるショッピングモール内にあるBravoというスーパーマーケット。バクー市内でよく見かけるスーパーです。
おそらくバクー市内で一番大手?のスーパーマーケットなのでここを紹介したいと思います!
まず、入り口付近に荷物を置くロッカーがあるので大きい荷物(リュックなど)を持っている場合はこの中に入れます。
いれなくても問題はないのですがたまにセキュリティの方に「ロッカーの中に荷物入れて」と言われたり、少し怪しまれたりするのでロッカーの中に入れるのが無難でしょう。
どこのスーパーに行っても入り口付近にロッカーがあるのでその中に荷物を入れます。
荷物を入れて買い物かごor買い物カートを準備して買い物スタート。
まず入り口には野菜や果物が並んだエリアがあります。
野菜、果物エリアにはビニール袋が置いてあるので買いたい分の野菜をそのビニール袋に入れます。
例えばトマトが欲しかったらビニール袋にトマトを買いたい個数入れて、ピーマンも欲しかったらトマトとは別の袋に買いたい個数のピーマンを入れます。
買う野菜や果物を袋にいれたらこの量りがあるカウンターに行きます。
野菜も果物も量り売りなのでレジに行く前に必ずこの量りで重さをはかってもらい、値段をつけてもらいましょう。
店員に差し出せば値段の書いてあるシールを付けてくれます。
お肉も量り売りです。
店員さんにこのお肉をこの量くださいって言えば量ってくれるのでその分買うことができます。
基本的に牛肉か鶏肉しか売ってません。一応イスラム教の国なので豚肉はなかなか見つけられません。
店員さんは英語が話せないのでここで買う時はアゼルバイジャン語でがんばって話しています笑
と、言っても欲しいお肉を指差して数字を言うだけですが笑
量り売りでなくても、パックでも売ってるので私はいつもこのパックを買っています。
重さによって値段は違いますが、大体鶏のむね肉二つで3マナト~5マナト(約188円~314円)で買えます。
他にも…
このほかにもチーズやオリーブ、バターなどもこのように店員さんに頼んで買えます。
(バターとチーズは普通にパックでも買えるので頼まなくても買うことはできます。)
お次は飲み物のコーナー
お水は500mlのものから20リットルのものまで様々あります。
私はいつも5リットルのペットボトルを買っています。
上の写真に載せたフルーツジュースはアゼルバイジャンではよく見かけます。
私はフルーツアレルギーなので飲んだことはありませんがおいしそうですね。
普通のジュース(コーラやファンタ)なんかも売ってます。2リットルボトルで1.4マナト(約87円)くらいです。
また、ほとんどのスーパーは食材だけでなく洗剤、食器類などのキッチン周りのものや、洗濯用洗剤、石鹸、文房具などがあり、大きいスーパーになると靴、スーツケースまで様々なものがあります。なんでもありますね笑
あ、ちなみにお米も売ってます。
日本米でなくロシア米とタイ米ですが笑
私は普段ロシア米を買っています。形も日本米と似ていますし食感なんかも日本米に近いです。
味はやはり日本米には勝てませんが…笑
日本の米はぁ世界一!(私が一時期はまっていた曲の一節です笑)
炊飯器は高いので買ってないですが、鍋で炊いています。
と、話が少しそれてしまいましたが、買うものも決まったらレジに行きます。
棚からとったものは買い物かごor買い物カートから全部取り出してこのレーンの上にのっけます。
空になったカゴはレーンの下へ。カートは戻しましょう。(カゴもカートも置いておけば店員さんが戻してくれますがその場に置いておいても他のお客さんの邪魔になってしまうので…)
前後の人と買ったものが混ざらないように仕切りみたいなものを置いておきます。(写真に写っている黒いバーのようなものがそれです。)
レジを通したら奥にあるスペースにレジ係の人がものをどんどん置いていくので自分でレジ袋の中に入れましょう。ほかの店員さんがいる時は袋に入れてくれることもあります。(レジ袋は無料です。)
お金を払って袋につめたら買い物終了!ロッカーに入れた荷物を忘れないように帰りましょう。
これがアゼルバイジャンのスーパーマーケットの様子です!
日々の買い物風景を想像できましたでしょうか。
ここで少し面白い話を一つ。
アゼルバイジャン人の方は買う前のもの(レジに通す前のもの)を開けてしまう人が多いです。
例えば、日本だったらアイスをアイスボックスの中からとって溶ける前にレジに持っていってお金を払ってからアイスを食べるのが普通だと思います。
ですが、アゼルバイジャン人の方はアイスを手に取って買い物をしながらアイスを食べ、レジに食べ終わったごみだけ持っていきお金を払っています。笑
アイスだけでなくパンなどを食べてからレジに持っていく人もいます。
もちろん全員そうしているわけではありませんが、買う前の商品を食べてしまう方をよく見かけ、日本と違って面白いなあと思ったのでご紹介させていただきました!笑
と、こんな感じで今回はアゼルバイジャンのスーパーマーケットの様子を紹介しました!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!
アゼルバイジャンってどんな所?Part 2 実際に感じたこと
こんにちは!skoladです!
今回は「アゼルバイジャンってどんな所?Part 2」と題しまして、私が実際に暮らしてみてどんなことを感じたかを中心に書いていこうと思います!
まず、一番お伝えしたいこと。それは…
物価が安い!!!笑
これは住んでいる身からするととてもありがたいです。笑
以前にもご紹介しましたが、現地通貨はアゼルバイジャンマナト。1マナト=約63円前後です。
ついでなんで紙幣などの紹介もしてしまいます笑
紙幣は1、5、10、20、50、100マナトの紙幣があります。(100マナトは持ち合わせていなかったので割愛)。
コインはギャピックと呼ばれ、1以下の数字です。
例えば50ギャピック=0.5マナトです。
ギャピックは1、3、5、10、20、50ギャピックがあります。(それぞれ0.01、0.03、0.05、0.1、0.2、0,5マナトです。)
多くのお店は1、3ギャピックコインは受けっとてくれないので使い道に困ります笑
少し話がそれてしまったので話を戻しますと、
物価が安いんです!(大事なことなので二回言わせていただきました笑)
ものによっては日本とそんなに変わらないかもと思うものもあるのですがほとんどのものが日本ではありえない価格設定をしています。
例えば、瓶ビール。
XIRDALANというアゼルバイジャンのビールなのですがスーパーでもどこでも見つけることができます。
この瓶ビール、500mlなのですが皆さんいくらだと思いますか?
ちなみに日本だと500mlの瓶ビール一本で大体260円~300円くらいですかね(もちろん種類や買う店によってもバラバラですが)
答えはなんと1.5マナト、約94円です。
日本の約三分の一の値段です笑
他にも、パスタ麺500gで0.99マナト。約1マナトなので63円くらいでしょうか。
野菜も量り売りなので大きさによって異なるのですが、たまねぎやナスなんかは中くらいのサイズを二つ買って大体0.3マナト(18円くらい)です。
お水も5リットルのペットボトルで約1.9マナト(120円くらい)です。
安いのは食べ物だけではありません。
交通機関も驚くほどの安さです。
例えば私がよく使う地下鉄とバス。
バクーカードというものを発行してそれにお金をチャージして使うのですがどこまで行っても、何駅乗っても一回0.3マナト(18円くらい)です。
日本と比較すると驚くほどの安さです笑
私はバクーの中心の方に出かけたり、アゼルバイジャン語の教室に行ったり、ジムに通ったりするときなど地下鉄やバスを使う機会がとても多いので非常に助かっています。
そんな物価がとても安いアゼルバイジャン。
その他に感じたことは、人がとてもフレンドリーで親切。でもせっかちなところがある。と感じました。
街を歩いていると、アジア人が珍しいからかよく話しかけられることがあります。
時々一緒に写真を撮ってくれなんて言われることもあります笑
よく行く近所のドナル屋さん(ドナルとはアゼルバイジャンでよくみかけるファストフードです)の店主は店の前を通るたびに笑顔で話しかけてきて握手してくれます笑
また、困っている人がいたらすぐに助けてあげるのもアゼルバイジャン人。
例えば、赤ちゃんをベビーカーに乗せて地下鉄の階段をのぼろうとしているお母さんがいたら、すかさず周りの人達がベビーカーを持ち上げて階段をのぼるのを手伝っています。
おばあさんがスーパーから出る時に数段の階段を下りる時に手を貸してあげる人たちもよくみかけます。
このようにとてもフレンドリーで親切な人が多いです。
日本では知らない人に声をかけて仲良くなったり、知らない人の手を貸したりなど、都市部になればなるほど見かけないように感じます。(個人的な意見ですが)
ですが、アゼルバイジャンでは多くの人が他人を助けてあげたり知らない人とも仲良くなったりする印象があります。
また、アゼルバイジャン人の方はせっかちなところがあります笑
よく見かけるのが、例えばどこか施設に入る際の受付にて、日本では常識的に列を作って自分の番が来るのを待ちます。
ですがアゼルバイジャン人は列を作らないといいますか、受付前に群がって「次は私だよ」「次は俺だ」のような状態になり、混雑時にはどんどん前に出ていかないといつまでたっても受付を済ませられません笑
スーパーのレジなどでも、混雑時にはたくさんの人が群がるため、いわゆる横入りも当たり前のような状態に。
日本人とは全く違う光景に最初は驚きを隠せませんでした。笑
全く並ばないかというとそういうわけでもないのですが、混雑時になると群がってしまう光景をよく目にします。
また、車が走る道路もすごいことになります。
まず、みなさんすごいスピードをだします。
そして空いているスペースがあればどんどん入ってしまい、2車線のはずなのに車が3列になっていることなんて日常茶飯事。
前後の車間距離なんかもないに等しいです笑
日本で日常的に運転していた私はこれに衝撃を受けました。
現地の方が「みんなせっかちで常に急いでいるからこうなる。車のルールなんてないようなものだ」と話していました。(そういう問題なのかとも思いましたが…笑)
そんな車道を人が普通に通るのでこれまた危ない。
片道2車線の大きい道路も、横断歩道がない場所を人が横切ったりします。(かく言う私もこの光景に慣れてしまい、よく横切ったりしてしまうのですが…笑)
そしてアゼルバイジャン人は少し大雑把な部分があったりします笑
例えば、学生寮の部屋の水道が漏れていて、管理人の方に直しに来てくれとメールして「5分待ってくれ」と言われたとします。
5分どころか下手すると30分以上は来ないです笑
他にも、スーパーのお会計でクレジットカード払いをしようとした時、「今日このレジの機械調子悪いから現金でよろしく」みたいなことを言われたりします。ほかのレジからその機械を持ってくればクレカ払いができるのにも関わらずです笑
まあ、よく言えばいろんなものに縛られず自由に生きているという感じでしょうか笑
しかしそんなバクー市内はとても治安がいいです。
アジア人の女の子は声をよくかけられることもあるので少し注意が必要かもしれませんが、私(男です)が真夜中に一人で歩いていても何も問題はありませんし、なんなら夜遅くまで子供たちがその辺を歩いてるなんて光景もよく見かけます。
スリや置き引きなんかも聞かないですし治安はとてもいいと感じます。
もちろん注意は必要なので、いくら安全だからと言って貴重品を置きっぱなしにしたりなどはおすすめしません。
と、私がアゼルバイジャンで実際に暮らしてみて感じたことを、良いところよくないところ両方書かせていただきました。
どんな場所に行っても良いところ悪いところあると思うので感じたことを正直に書いてみました。
いかがでしょうか。アゼルバイジャンの様子を少しでも想像できましたでしょうか。
また、他に感じたことなどあれば別の記事で書いていこうと思います!
今回はこの辺で失礼します!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
バクー武道フェスティバル
こんにちは!skoladです!
今回はアゼルバイジャンで行われた武道フェスティバルについての記事です!
本日10月5日にバクーで武道フェスティバルというものが行われました!
アゼルバイジャン人の方中心に柔道や空手、相撲、合気道など、日本の伝統的なスポーツを習っている方々がそれを披露するフェスティバルが開かれ、それに参加してきました。
バクースポーツホールという場所で行われたこのフェスティバル、入場無料ということもあり多くの方が来場していました。
私も日本人の友人と二人で見に行ってきました!
少し遅れて行ったので中に入ったらすでに始まっていました。
柔道や空手、合気道、柔術、剣術、相撲など様々な日本の武道をアゼルバイジャンで見ることができました。さらに、その種目をやられている方々が日本人でなくアゼルバイジャン人の方中心とういうのがさらに興味深く、普段あまりそういった競技をみない私でも思わず見入ってしまいした!
その様子を少しだけ…
(私が座っていた観客席が後ろから且つ遠めだったので写真の写りがよくありませんがご容赦を…笑)
この他にも剣術や柔術、体の不自由な子たちの柔道なんかもありました!
どの武道もとても楽しく見ることができました!
そしてこのフェスティバルのあと、日本の文化などを紹介するブースもいくつかあり各ブースで日本食や日本の伝統的なものを紹介していたので、知り合いの方が開いていたブースで私もお手伝いさせていただきました!
(ずっと日本食の紹介をしていたため写真は撮れませんでした…笑)
おにぎりや味噌汁、もろきゅう、わらび餅、緑茶など様々なものを紹介し、実際に味わってもらいました。
ほとんどみなさん「おいしい」と言って喜んで食べてくれました!
何人か日本語が話せるアゼルバイジャン人の友達も来てくれたり、日本語も英語もほとんど話せないアゼルバイジャン人の方も来てくれたり、とかなりの人気でした!
私もつたないアゼルバイジャン語でがんばって説明したり日本のことを紹介できてとても楽しかったです!
こんな感じで今回はアゼルバイジャンで開かれた武道フェスティバルについての記事でした!
少し短い記事となってしまいましたがイベントなどあった際はこのような形で載せていこうと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
それではまた!
交換留学で学んでいること
こんにちは!skoladです!
今回の記事は交換留学って何やってるの?についてです!
私の記事を読んでくださっているみなさんは知っていると思いますが、私は大学の交換留学プログラムにてアゼルバイジャンで勉強をしています。
しかし、具体的にどんな勉強をしているのかまだお伝えしていなかったのでここで紹介させていただければなと思います。
まず初めに私の日本の大学の話からさせていただきます。
え、なんで日本の大学の話なの?と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、日本の大学で学んでいることが交換留学の内容にもかかわってくるからです。
私が通っている日本の大学はリベラルアーツ教育を取り入れている学校です。
リベラルアーツ教育とは(一言で説明するのは難しいのですが、)幅広い分野を学び、視野を広げ、考える力を養うための教育です。
私の大学では専攻分野を中心に他の科目も学ぶことをしています。
具体的に申しますと、私自身の専攻は社会学なのですが、専攻である社会学以外にも経済学、政治学、心理学、哲学、歴史なども学んでいます。(言語学や宗教学などもあるのですが、私の場合、ほとんどこの二つの分野は取っていませんでした。)
また、いわゆる人文科学と呼ばれる学問の勉強だけでなく、音楽や絵画、演劇、体育など様々な分野を学びます。
そしてそれらほとんど全ての授業を英語で行っています。
教授陣が8割以上外国籍の方々だったし、留学生も一緒に授業を受けていたので日本語開講の授業はほとんどありません。
ほとんど、というのは留学生向けの日本語の授業や、日本人向けの日本語力を育てる授業、日本の文化を学ぶ授業もあるので100%英語開講というわけではありませんが、「日本語を学ぶ」授業以外は英語開講です。
幅広い分野を学ぶことによって視野を広く持ち、様々な観点から物事を考える(critical thinking)ことのできる人間になることができます。それを鍛えるのがリベラルアーツ教育ですね。
私が交換留学をしている間に大学のプログラムが変更になってしまって現在、私の大学が行っているプログラムがこの説明通りかどうかは私自身もよくわかっていないのですが、少なくとも私が日本で授業を受けていた間はこのような教育を受けていました。
少し長くなってしまいましたがこれが私が日本の大学で受けていた教育内容です。
そして、私が留学先であるアゼルバイジャンで勉強している内容は簡単にいうと日本でしていたことの延長のようなものです。
ですので、語学留学のようなものではなく、アゼルバイジャンの大学生と一緒に同じ内容の授業を受けています。
具体的に申しますと、私の留学期間は2019年1月~5月までのSpring semester(後期)と2019年9月~12月までのFall semester(前期)の二学期です。(9月入学、5月卒業ですのでSpring semesterが後期、Fall semesterが前期です。)
Spring semesterでは社会学、政治学、心理学の三つの授業を取っていました。
社会学ではmediaが社会においてどのような働きをしているのかを学び、
政治学では世界各国の政治のシステムや政治形態を学び、
心理学では個人の社会的活動や人と人の関係を学んでいました。
そして現在、Fall semesterでは倫理学、経済学、社会学を学んでいます。
授業はもちろん全て英語で行っております。
私の通っている日本の大学が提携している留学先はどこの国・学校に行っても英語で授業を受けることができます。
ですので私のように英語圏以外の国に留学しても英語で授業を受けることができます。
留学の目的は人それぞれ違うと思いますが、私の場合は「新しい環境で新しいことを学び、新しい人とのつながり」が第一の目標です。
なので、あえて英語圏以外のあまり知らない国を留学先として希望いたしました。
私は留学先の大学の友人以外にもコミュニティを広げようと思い、日本語を学んでいるアゼルバイジャン人の方々と親交を深めたり、学外でアゼルバイジャン語を習ったりしています。(日本語を学んでいるアゼルバイジャン人が意外といるんです!)
まだまだ留学生活途中の私ですが、私なりの目標は達成されつつあるのではないかと感じています笑
と、これが私が交換留学で学んでいる内容でした!
アゼルバイジャン特有の内容、というわけではありませんでしたが留学を考えている方や留学に興味がある方にも私のブログが役に立てればいいなと思っていますので今後も留学先での話などをちょくちょく入れていこうと思います!
では、今回はこのへんで!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
アゼルバイジャンってどんな所?Part 1 基本情報と街並み
こんにちは!skoladです!
前回は私の自己紹介となぜアゼルバイジャンに留学しているのかについて書きました。
今回は「アゼルバイジャンってどんな所?」について触れていこうと思います。
と、言ってもこの記事だけでまとめるのは難しいのでいくつかに分けて書いていこうと思います!
まず、アゼルバイジャン共和国は南コーカサスに位置する国で東ヨーロッパに含まれることもあるそうです。
コーカサス山脈とカスピ海の間に位置していて、ロシア、ジョージア(グルジア)、アルメニア、イランと隣接しています。
カスピ海というとなんとなく聞いたことある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
カスピ海ヨーグルトなんかが有名ですね。アゼルバイジャンではヨーグルトをよく見かけるように感じます。
首都はバクーという名前の市で、カスピ海に面しています。
私は首都・バクーに住んでいてなかなかバクー市外にでることはありませんが友人の家を訪ねたり、バクー市内ではできない体験(スキーや登山など)をするときに時々市外へ行きます。
日本からは直行便はでていないのでカタールのドーハ空港、ロシアのモスクワ空港、トルコのイスタンブール空港のどこかで乗り換えてバクーに行くことができます。
乗り継ぎを合わせると成田空港からバクーのヘイダルアリエフ国際空港まで大体18時間前後かかります。
ちなみに日本との時差は5時間。日本が夕方の5時だとアゼルバイジャンではお昼の12時です。
到着ビザを空港で無料で発行できるので観光客の方はこちらを利用すると便利です。
留学や長期滞在の場合は到着ビザ発行後、15日以内に滞在許可証の発行手続きをします。(こちらも追々記事に書いていこうと思います。)
現地通貨はアゼルバイジャンマナト。1マナト=63.31円(2019年9月30日現在)です。日本の銀行で日本円⇔マナトの換金は難しいのであらかじめUSドルかユーロに換金してからバクーに来た方が無難です。
一応アゼルバイジャン国内では空港と市内のcentral bankのみで日本円⇔マナトの換金ができるのですが、空港だとレートがよくないですしcentral bankに行くのにもお金がかかってしまうためおすすめはしません。
公用語はアゼルバイジャン語とロシア語。アゼルバイジャンはソ連から独立した国で、その名残でロシア語を話すそうです。
ただ、現地の方の話によると若い年代の人は段々とロシア語を話さなくなってきているそうです。
英語はというと、、
なかなか通じません笑
留学先の学校は全て英語で行っているので問題はありませんが、大学から一歩外に出ると中々英語が通じないので困るときがあります笑
なので私はアゼルバイジャン語を習いつつ、大学の友達とたくさん出かけて普段は英語を使うよう意識しています。
そんなアゼルバイジャン、バクーの街並みはどんな感じなの?と、気になる方もいらっしゃるかと思います。
今回はバクー市内にある建物や街並みの写真などを載せていこうと思います!
まずはフレイムタワー。
以前の記事にも写真を載せたのですがバクー市内にある有名な建物です。
火の国・アゼルバイジャンと呼ばれることからフレイムタワーという名前がついたのでしょうね。
夜になるとライトアップされ、まるで火が燃えているかのように見えます。
このプロジェクションマッピングのようなものは燃えている炎だけではなく国旗が浮かび上がったり青くきれいに光ったりなど様々です。
このフレイムタワー、中は高級ホテルや住居、オフィスになっているそう。
実際に中に入ったことはありませんが映画館もあるそうですよ。
一階にはランボルギーニのお店があったりなど高級なところです。
お次はヘイダルアリエフセンター。
この何とも不思議な形をした建物の中はミュージアムになっています。
私の友人曰く、アゼルバイジャンの元大統領・ヘイダルアリエフさんのサインを立体的にするとこの建物の形になるそう。面白いですね。
周りは公園になっていて毎日現地の方がここで散歩をしたり子供たちが遊具で遊んだりと多くの人が集まります。
私も住んでいる寮がこの近くなので時々散歩をしたりランニングしたりしています。
中のミュージアムには15マナト(約950円)のチケットを購入して入ることができます。内装も外見通り不思議なつくりになっていました笑
お次はカスピ海沿いにある公園からフレイムタワーまで歩いた時に撮った写真をいくつか。
カスピ海に面しているということで海でクルーズなんかもできるそうですよ。(一度クルーズする機会があったのですが強風のため、中止になってしまいました。したかった。。。)
今回はアゼルバイジャンってどんな所?のPart1と題しまして、地図上でどのあたりにあるのか、公用語、通貨、日本からの行き方など軽く触れてから、街並みをいくつか紹介させていただきました!
なんとなくどんな所なのかお分かりいただけたなら幸いです。
まだまだお伝えできてない部分も多々あるので写真と共に追々記事を書いていこうと思います!
ざっくりとした説明しかできていない部分もありますので別の記事にて書かせていただきます笑
それでは今回はこの辺で!
最後まで読んでいただきありがとうございました!