skoladの日記

アゼルバイジャン共和国で留学をしていたskoladです!留学中に感じたことや、留学するにあたってしてきたこと、そもそもアゼルバイジャンってどんな所なの?や様々なことに対しての私個人の考えなどについて書いていこうと思います!

skoladが住んでいるアパート

こんにちは!skoladです!

 

今回はバクーの紹介とは少し違うのですが、私が住んでいるアパート(学生寮)について少しご紹介していこうかなと。


何度か記事に書いたのですが、アゼルバイジャンって日本からしたら物価がとても安いんですね。
なんと学生寮の家賃もとても安く、しかも値段の割には良いところに住んでいます。
(まあもちろん不満もたくさんですが。。笑)

 

なので普段どんな所で生活しているかや実際に住んでいて感じたことなどを正直に書いていこうかなと思い、今回はアパート紹介をしていこうと思います。

 

 

まず、私が住んでいるアパートはADA大学から歩いて10分ほどのところにあります。
徒歩10分なので近いといえば近いのですが、朝の授業のときとかだとそれでも時間ギリギリor少し遅刻なんてこともありました(ちゃんと起きろ)笑

 

 

全ての交換留学生、もしくは正規留学生の何人かはこの学生寮に住んでいます。
アゼルバイジャン人でないADA大学の教授も何人か住んでいます。
建物自体は16階建てで、各フロア4つのルームがあります。各階に4つの玄関があるといった説明だとわかりやすいでしょうか。

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これがその玄関(ルーム)の入り口です。エレベーターを降りたらこのドアが各階に4つずつあります。


このルームはリビング&キッチン、シャワールームが2つ、洗濯機、4つの個室があり、2~4人でシェアして生活をしています。

 

 

私が住んでいるルームのお隣はフランス人、ウズベキスタン人、ブータン人などの留学生が住んでいて時々お互いのルームを行き来してパーティーをしたり、
別のフロアでパーティーがあるときはスリッパのまま参加したりなど寮内の行き来は自由にしています。

また、男女別で建物が分かれているわけではありません。
私が初めてアゼルバイジャンに来た時の学期はフランス人のカップルで同じルームに住んでいたりなど特に男女で部屋を分けたりなどの厳格なルールはなさそうです。
(2学期目は男女で住んでいる学生は誰一人見ませんでしたが。)

 

私は1学期目はカザフスタン人の交換留学生2人と、
2学期目は日本人の交換留学生3人とルームをシェアしていました。

 

毎学期末になると交換留学生が退寮するのでルームメイトや住人の移り変わりが激しめです。
正規留学生は4年住むわけですが、交換留学生はほとんどが半年、長くても1年しかいないので色んな人が出たり入ったりします。

 

 

で、内装はというと
ルームによって間取りは違うのですが私が住んでいるルームはとても広いです。

まずは廊下

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先程のドアを開けて入るとこんな感じです。日本みたいに玄関はないので私たちは入り口で靴を脱いでスリッパで生活してます。ほかの留学生達は土足だったりスリッパだったり住んでる人たちによってもちろん違いますが。

 

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で、これが共有部分のリビング&キッチン。4人で住むにしても広くないですか?笑

私が初めてアゼルバイジャンに来た時はルームメイトがまだ到着していなかったので1週間ほどこの広い部屋に一人で住んでいました。さみしかった。。。笑

 

 

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広いソファがあるので他のルームに住んでる人を集めてみんなで映画を見たり時々ここで昼寝したりと居心地のいいソファです。

 

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作ったごはんをここで食べたり、部屋で集中できないときはここで勉強したりブログを書いたり。

 

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キッチンはこんな感じ。

 


ここで不満を。笑

コンロがガスでもIHでもなく電熱線なので温まるのが遅く、冷めるのも遅いです。
なので火力調整が非常に難しく、例えば料理をしていて「ここは強火」「ここは弱火」としたくても出来ません笑
一度強火にしたらしばらくしないと熱が冷めないからです笑

更に、シンクも狭いし排水溝がすぐ詰まります。何度水浸しになったことか。。。

 

 

 

と、不満は置いておいて、
お次はシャワールーム。

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シャワー、トイレが共同です。

シャワーの排水溝もすぐ詰まります。不便だ。。
バスタブはないので日本に帰ったらお風呂に入りたいです。恋しい。。。


シャワールームは2つあるので今は4人で2つを共有して使っています。

 

 

 

そして個室。

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ベッドと机がぽつんとあって寂しい感じもしますがかなり広めです。
場所によってはバルコニーもついています。
更に各部屋エアコンがついているのでとても快適に過ごせます。

 

内装はこんな感じです。
そして、1か月の寮費が、、

 

400マナト(約25,699円)です。
もちろん不満はありますが、この広さ・設備で2万5000円は安くないですか?

電気代・水道代・Wi-Fi代は別なのですが、
電気代・Wi-Fi代に関しては約20マナト/1か月をルームメイトと割ればいいので一人当たり10マナト(約642円)です。(電気代20マナト+Wi-Fi代20マナト÷4=10)

水道代は半年に一回請求が来ます。
もちろん使う量によって変化しますが、今学期は男4人で4か月暮らして24マナト(約1,541円)でした。

 

 

 

 

 

どうですか?25,000円でここに住むってなったら住んでみたいですか?

 

 

 

と、以上が寮の紹介でした。

 

 

 

別に海外だからというわけではありませんが、共同生活となるといいところも悪いところもあります。

例えば、自分やルームメイトが体調不良になった時はお互い助け合ってごはんを作ってあげたり、みんなで鍋を作って食べたり、夜中まで一緒にお酒飲みながら語ったりなどいい場面もたくさんあります。
思い出もたくさんできて濃い時間を過ごせます。

でも、もちろん悪いところもあります。
違う文化や考え方などを持つ人と一緒に住むわけですから、その人が当たり前と思っていることも相手からしてみたら普通でないなどたくさんあります。

例えば、以前一緒に住んでいたルームメイトは食器をいつまで経っても洗わなかったりだとか、掃除もなかなかしないだとか。

他にも、冷蔵庫のものが気づいたらなくなってるだとか、電気を点けたら点けっぱなしだとか、
細かいところまでいくとキリがありませんが生活してみて初めて気づくこともたくさんあります。
人によって気になる所・気にならない所は個人によってまちまちなので、気づかないうちに自分も相手の嫌だと思うことをしている場合だってあります。
まあ、共同生活ならあるあるかもですね。

 

「友達としてすごく仲がいい」のと「一緒に生活して心地の良いルームメイト」は必ずしもイコールではないってことですね。
一緒に遊んでるときは楽しいけれど、共同生活をしてみると見えてくる悪い部分だとか相容れない部分だとかあるかもしれないですしね。

別に今までのルームメイトが嫌だったというわけではありませんよ笑 どのルームメイトも大好きなので笑
共同生活をするとなるとそういう考え方も出てきて、今後異性の方と同棲となったり結婚相手が見つかった時などはお互いの生活スタイルも大きくかかわってくるんだな、とこれを機に感じたってだけの話です笑

 

やっぱり相手のことをよく知ってお互い心地の良い生活ができる空間を目指したいですね。
大学の普通の友達よりかは長い時間一緒に過ごすのでお互いのことをもっと知れるし、部屋のルールの話し合いをしたりなど本当にいい経験になります。
まあ、海外でなくてもできますけどね笑

でも、海外だからこそ、自分たちの国では味わえない経験などもできるのではないでしょうか。海外で感じる不便さをルームメイトと協力して乗り切ったりなど。

 

この記事を書いている現時点での私はあと数日で日本へ帰国する予定なので、いろんな不便さを感じてはいましたが、今となってはそれも寂しく思います。。

 

 

 

 

と、今回は住んでいるアパートの紹介と実際に感じたことを正直に書いてみました。
少し長くなってしまいましたし、「アゼルバイジャンならでは」という部分は少なかったかもしれませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

それではまた~!